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【大学受験対策】3分でわかる!TEAP活用型受験が有利な理由〜合格した先輩が教える3つのメリット〜

C.A(2015年上智大学文学部入学)
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近年、TEAP活用型入試を採用する大学が徐々に増えはじめています。2015年度よりTEAP活用型を導入していた上智大学をはじめ、立教大学や中央大学、早稲田大学などにも取り入れられているようです。しかし、TEAPを受験するメリットがわからない!という方や、そもそもTEAPってなに?と思っている方も多いのではないでしょうか。具体的にどのようなメリットがあるのか、3つのポイントにわけてご紹介します。

高校生必見!大学受験の選択肢が広がるTEAPとは?

 

一発勝負じゃない!

 

そもそも、TEAP活用型入試とはいったいどのようなものなのでしょうか。簡単にいってしまうと、TEAPという英語のテストで大学が指定した以上の点数を取ると入試の際に英語の試験が免除される、という特殊な形式の入試です。つまりは、英語の試験だけ先に終わらせてしまえるのがTEAP活用型入試なのです。大学によって合格の基準点は異なりますが、一度でも基準点をこえることができれば、TEAP活用型入試を受験する資格を得ることができます。この「一度でも」というのが、TEAP活用型入試のもっとも特徴的なポイントです。

 

TEAPの英語の試験は、年に複数回の受験が可能です。7月頃から12月にかけて、例年3回の機会があたえられます。この3回のうち、1回だけでも基準点をクリアすることができれば、入試で英語が免除されます。通常の大学入試は一度しか受けられない、一発勝負であることが基本です。しかし、TEAP活用型入試における英語は、「やり直すことができる」試験なのです。

 

本番の一発勝負で自分の力を十分に発揮することができるのかどうか、不安に思う人も多いと思います。ですから、英語で3回のチャンスをあたえられるTEAP活用型入試で、一科目だけでもその不安を取り除くことができるというのは、とても大きなメリットであるといえるでしょう。

 

 

 

他の科目に専念できる

 

TEAPを受験した際のスコアの有効期間は2年間で、高校2年生から受験可能です。早く基準点を確保すればするほど、英語以外の科目に勉強する時間を多く割りふることが可能になります。

 

先ほど述べたとおりTEAPで基準点以上のスコアを一度でも取れたら、その大学の入試では英語を使用せず、その学部が指定する選択科目のみを受験します。また、一度のTEAPで受けたスコアは、複数の学部で併用することができます。つまり、大学・学部別の英語対策をする必要がなくなり、他の必要な科目の勉強に専念することができるのです。

 

 

 

英語が苦手な人にこそオススメ

 

英語が苦手な人は、「基準点をクリアできそうにない……」とTEAPを受験することをためらってしまうかもしれません。ですが、このTEAP活用型入試は、英語の苦手な人にこそオススメしたい試験です。その理由として、以下の2つが挙げられます。

 

1つ目は、TEAP自体の難易度がそこまで高くないことです。だいたいのレベルとしては、英検の準2級~準1級レベルだといわれています。TEAPにはReading、Listening、Writing、Speakingの4技能がありますが、どの技能を受験する必要があるかは大学によって異なります。Reading、Listeningはすべて選択式で、センター試験やTOEICなどの試験と類似しています。難易度が高い問題ばかりだとはいえませんし、TEAP対策として特別に勉強する必要もなく、日頃の受験勉強の中で十分に対応できる問題です。

 

WritingやSpeakingは慣れない人もいるかもしれませんが、この試験では高得点をとる必要はまったくありません。基準点を上回ることができればいいので、そこまで対策に苦労することはないと思います。

 

2つ目は、基準点さえクリアしていれば、点数自体は合否判定に影響しないことです。先ほど述べたとおり、TEAP活用型入試において必要なのはあくまでも「基準点を上回る」ことであって、「高い点数をとる」ことではありません。たとえ基準点を1点しか上回らなくても、満点を取った人と入試の条件はまったく変わらないのです。英語が苦手という人でも、他の得意科目で勝負することができるのが、TEAP活用型入試の強みです。 

 

このように、TEAP活用型入試は英語が苦手な人にこそ多くのメリットがある試験です。基準点が取れるか自信がないという人も、一度受験してみることをオススメします。公式サイトに見本問題があるので、それを見て問題のレベルを確認してみるのもいいかもしれません。

 

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