勉強や仕事で疲れたら、ゆっくり気分転換したい！そんなときにまず「お風呂」という人も多いのではないでしょうか？「ああ、さっぱりした」ということ以外に、こんな効果があるんです。
さて、気分転換をしよう、そんなときにあなたは何をしますか？ スポーツをして汗をかく？ 身体のストレッチをしてみる？ 映画を見てたくさん泣く？ カラオケに行って思いっきり声を出す？ 人それぞれいろいろな気分転換方があると思います。ただどんな方法を選ぶにしても、「気分転換＝五感を刺激すること」だと言えるのではないでしょうか？
そんな気分転換の中でも、上位を占めるのが「入浴」です。湯船にゆっくりと使って汗を流せば、ああさっぱり、気分転換できますよね。気温が高くなっている今日この頃、シャワーだけでスッキリなんて人も多いかと思いますが、「入浴」には、実は驚きの効果があることはご存知でしょうか？
お湯に浸かることで得られる作用とは？
株式会社バスクリンのサイト、「はぴばす」ページによると、お湯に浸かると“お湯に浸かると3つの物理的作用が働く”のだそうです。
1. 温熱作用
温熱作用により、皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がって血流が良くなり、体内の老廃物や疲労物質の除去、コリがほぐれ疲れが取れること。また内臓の働きを助け、自律神経をコントロールする作用、かつ腎臓の働きがよくなり、利尿作用が働くこと。そして、入浴の仕方によってはヒートショックプロテイン（※傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質）が生成され、細胞が活性化し、免疫力アップも期待できること。
2. 水圧作用
水圧作用により、足にたまった血液が押し戻され、心臓の働きを活発にし、血液の循環を促進すること。また腹部にかかる水圧が横隔膜を押し上げて肺の容量を減少させ、空気を補うために呼吸の回数が増え心肺機能が高まること。
3. 浮力作用
浮力作用で、お風呂に浸かると体重は約9分の1程度に。普段体重を支えている筋肉や関節は、その役割から開放され、緊張からくる脳への刺激が減少、 見えない身体の負担を軽減することにより、心も開放されてゆくこと。
つまり、これらの作用は「サッとシャワー」では得ることができない、入浴の効果と言えるのです。リラックスだけではない、驚きの効果だと思いませんか？
また別ページの「お悩み別 入浴方法」によれば、気分転換以外にも、冷え性や肩こり・腰痛など身体の不調を解決したり、美肌効果があったり、シェイプアップにもつながるという、まさにいいことだらけのようです。
お風呂＋αでより快適なバスタイムを
勉強に疲れたら、小一時間ほど入浴して、気持を入れ替えて机に向かうのもいいかもしれませんね。最後にお風呂タイムを快適にするアイテム5選を選んでみました。ゆっくりとチルアウトして、能率アップに備えましょう。
防水・防滴ケース
お湯に浸かりながら映画や音楽、撮りためていたドラマやお笑い番組で長風呂をするのもよし、もちろんリラックスしながら英語のリスニングにだって使えるのがうれしい点。ただしゲームのやりすぎは逆効果なのでご注意を！
各種入浴剤
先日の記事『「香り」があなたの集中力を手助けする！？』にもあったように、リラックスには香りも重要。温泉の香りはもちろん、暑い季節はメントール配合の清涼系など最適ですが、美肌や保湿効果があるバスソルトはいかがでしょう？
お風呂マクラ
全身を伸ばしてゆっくり浸かりたい、そんなときにオススメなお風呂用マクラは、前述の防水・防滴ケースに合わせて使うのが吉。ただし入浴中の睡眠は、急激な血圧の変化に伴って、一種の意識喪失が起こっている状態なのでご注意を！
足指パッド
勉強しているときはとかく身体が強張っているもの。そんなときにピッタリなのが、お湯に浸かりながら使える足指パッド。指を外側へと押し広げて、靴で圧迫されていた足の指をリラックスさせるのが目的です。
いかがでしょうか。勉強がはかどらないときは、お風呂でリラックスして次なる鋭気を養う、その切り替えがあなたの能率アップに役立つ方法かもしれませんね。
そうそう、今回は4選になっていました。5つ目は、いやいやそんな時間ももったいない！という鬼気迫るあなた、こんなアイテムで一時の安らぎをオススメします！
足湯器
リラックス・足湯専科 http://www.inomata-k.co.jp/item/series.php?sid=77&