英検対策講座【2級】大問1: 短文の語句空所補充問題

伊藤 秀彦(いとう ひでひこ)
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解答・解説ページ

英検対策講座【2級】

 

Answers ~解答・解説~

 

次の(1)から(5)までの(   )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。

[英検 2018年度 第2回検定問題より]

 

 

(1)

 

正解: 3

 

The students had difficulty understanding some ( concepts ) in the textbook, so the professor had to take extra time in class to explain them.

 

  1. whispers
  2. deposits
  3. concepts
  4. apologies

 

 

【 訳 】

学生たちが教科書のいくつかの概念を理解するのが難しかったので、教授はそれらを説明するために授業でさらに時間をかけねばならなかった。

 

【解説】

名詞の問題。学生たちは教科書のいくつかの「何」を理解するのが難しかったのか。正解は3. concepts「概念」。

 

他の選択肢:1. whispers「ささやき声」、2. deposits「預金」、4. apologies「謝罪」

 

この問題の正答(concept(s)「概念、コンセプト」)のように、英語の単語がそのまま日本語の単語になっている場合がある。そのような場合には、それを記憶の手がかりとして大いに活用するとよい(ただし、「和製英語」には注意されたい。(例)テレビタレント:×a TV talent、○a TV personality)。

 

 

 

(2)

 

正解: 4

 

Cynthia quit her part-time job because she could not ( handle ) working and going to college at the same time. Trying to do both was too tiring for her.

 

  1. remove
  2. excuse
  3. detect
  4. handle

 

 

【 訳 】

シンシアはアルバイトを辞めた。働くことと大学に行くことを同時にこなすことができなかったからだ。両方とも行おうとするのは、彼女にとってあまりにも骨の折れることであった。

 

【解説】

動詞の問題。シンシアは、働くことと大学に行くことを同時に「どうする」ことができなかったので、アルバイトを辞めたのか。正解は4. handle「~をこなす、取り扱う」。

 

他の選択肢:1. remove「~を取り去る」、2. excuse「~の言い訳をする」、3. detect「~を見つける」

 

正解の選択肢handleは、名詞の場合は(ドアやカップなどの)「取っ手」という意味になる。ちなみに自動車の「ハンドル」は、英語では(steering) wheelという。

 

 

 

(3)

 

正解: 1

 

Violet's father always stood ( out ) in a crowd, both because he was very tall and because he had bright red hair.

 

  1. out
  2. over
  3. up
  4. by

 

 

【 訳 】

バイオレットの父はいつもひときわ目立っていた。非常に背が高く、かつ真っ赤な髪の毛をしていたからだ。

 

【解説】

熟語の問題。非常に背が高く、かつ真っ赤な髪の毛をしていたバイオレットの父は、いつも「どのような状態」であったのか。正解は1. (stand) out (in the crowd)「(群衆の中で)ひときわ目立つ」。

 

他の選択肢:2. (stand) over「(人)の前に立ちはだかる」、3. (stand) up「立っている」、4. (stand) by「その場(近く)にいる」

 

副詞outは本来、「外へ、離れて、現れて」などの意味があるので、これが推測の手助けになるかもしれない(stand(立つ)+out(外に)→stand out(目立つ))。この熟語stand outの語順が逆転してできた形容詞がoutstanding「目立った、特にすぐれた」である。

 

この問題の場合、どの選択肢を選んでも、何らかの熟語が形成される。単に「見かけたことがある」という程度で選択すると、間違えやすい。しっかりと理解されたい。

 

 

 

(4)

 

正解: 4

 

Before Allison had children, she did not like going to the zoo. However, after she started taking her kids there, she ( came ) to like it a lot.

 

  1. forgot
  2. made
  3. took
  4. came

 

 

【 訳 】

アリソンは子どもを持つ前は、動物園に行くのが好きではなかった。しかしながら、子どもたちをそこに連れて行き始めると、動物園がとても好きになった。

 

【解説】

熟語の問題。文脈から、空所を含む文が「彼女はそれ(動物園(に行くこと))がとても好きになった」となるようにしたい。come to do(doは動詞の原形)で「~するようになる」という意味になるので、正解は4. came「comeの過去形」。

 

他の選択肢に関して、1. forgot「forgetの過去形」はforget to doで「~することを忘れる」という意味になるが、文脈に合わない。2. made「makeの過去形」、3. took「takeの過去形」は、いずれもふさわしい熟語を形成できない。

 

 

 

(5)

 

正解: 1

 

Joanne's parents went to New York last weekend. ( Feeling ) lonely, Joanne invited some friends over to watch a movie on Saturday night.

 

  1. Feeling
  2. Felt
  3. To have felt
  4. To feel

 

 

【 訳 】

ジョアンの両親は先週末、ニューヨークに行った。寂しかったので、ジョアンは土曜日の夜、映画を見るために友人たちを招いた。

 

【解説】

文法の問題。典型的な「分詞構文」の問題である。分詞構文とは「接続詞を使わず、代わりに分詞を使って、同時あるいは引き続いて起こる2つの動作または状態を表す構文」のことである。問題文のような分詞構文は、次の3段階の手順で作られる。

 

As (Because) she felt lonely, Joanne invited some friends …

  ↓①   ↓②↓③

  ×    × Feeling lonely, Joanne invited some friends …

 

接続詞を伴った本来の文の形から、①接続詞(ここではAs(あるいはBecause))を除く。②2つの文の主語(ここではsheとJoanne)が同一なら、接続詞の後の主語代名詞(ここではshe)を除く(2つの文の主語が異なる場合は、主語を取らない)。③直後の動詞(ここではfelt)を-ing形にする。(注:分詞構文には、接続詞を残す場合など、これ以外の形もある。)

 

したがって、正解は1. Feeling「feelの-ing形」。

 

他の選択肢に関して、2. Felt「feelの過去形あるいは過去分詞形」、3. To have felt「feelのto不定詞かつ完了形」、4. To feel「feelのto不定詞形」は、上述の説明に合わないので不可。

 

文法問題は、単語の暗記とは異なり、形式を理解する必要がある。

 

 

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この記事の筆者について

伊藤 秀彦(いとう ひでひこ)

PROFILE

岩手県盛岡市生まれ。英検1級。現在、関東学院大学国際文化学部非常勤講師。専門は生成文法。大学では、英検対策、英語学などの授業を担当。

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