第36回(最終回):先輩が教える! とっておきの英語学習法(2)

本多 敏幸(ほんだ としゆき)
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自分にあった英語学習は見つかりましたか? まずはいろいろな方法を試してみることが大切です。目的や自分の力にあった方法で、英語力をしっかり積み上げていきましょう。

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継続は力なり

 

これまで1年半にわたって、さまざまな英語学習法をみなさんに紹介してきました。中には忘れてしまったものがあるかもしれません。リストページから気になったタイトルをクリックし、読み返してみてください。新たなヒントが見つかるはずです。

 

『英語力を伸ばす学習法』リストページ
https://www.ei-navi.jp/news/nobasu/list/

 

 

 

先輩が実践している学習法は?

 

ここからは、前回「第35回:先輩が教える! とっておきの英語学習法(1)」紹介した先輩たちがが教えてくれた英語学習法の続きです。

 

 

【7】聞く力を高めるために努力したり工夫したりしていることは? 意識していることは?

 

  • YouTubeで海外の人が映画を紹介している動画を見る。
  • 聞く力ではないかもしれないが、メモを英語で取っている。日本語だと翻訳が間に合わない。
  • 教科書のCDを活用し、英語を聞くことに慣れるとよい。
  • 話の流れや一番言いたいことは何かをつかみながら、内容を理解するようにしている。
  • 英語のラジオを聞くとよい。
  • 英語のテレビを見る。
  • 日頃から英語のアナウンスに耳を傾ける。
  • 単語を覚えれば覚えるほど聞いたことのある単語や表現が出てくるので、もっと聞こうという気になる。
  • 普段からoverlappingshadowingを行う習慣を付ける。
  • 動画や映画を見る。
  • 初めから字幕なしの映画は難しいなら、見たことのある映画を字幕なしで見るなど段階を踏む。
  • (YouTubeで) The Late Show を見たり、Podcastを使ったりする。
  • 自分の発音をよくしようとして、ネイティブの人たちの英語を聞き、まねをすれば、リスニング力も上がる。
  • NHKラジオの番組を聞いている。

 

 

【8】読む力を高めるために努力したり工夫したりしていることは? 意識していることは?

 

  • 知らない単語やイディオムがあってもその意味を推測する。
  • 同じ文章を理解した上でもう1回読む
  • 漫画の英語版を読んだ。抵抗なく読めるし、英語力がなくても内容が分かる。語彙力が付いてくると分かるようになる。
  • 分からない単語があっても内容をつかめるように、品詞に注目して主語と述語の関係などをつかむようにしている。
  • 速読力を付けるために、定期的に長文読解を行う。
  • 学校で配られる英字新聞を読む。
  • 演習を積んで慣れることが大事。
  • 毎日、長文問題を1題解く(20分くらいで解けるもの)。
  • 洋書を読む。結構力になる。
  • 英語版のネットニュースを読む。
  • 受験のための文章なら、動詞やイディオムをチェックしたり、関係代名詞に<  >を付けたりする。
  • 自分の好きな本の英語バージョンを買ったり借りたりして、空き時間に読む。
  • 語彙力を高めておき、分からない単語がでてきても推測して読み、意味の分からない文章が出てきたときのためにいろいろな文法の選択肢を持っておくように学習する。

 

 

【9】文法の覚え方で有効だった方法は? また、どうすれば確実に覚えられると思いますか?

 

  • 例文で覚える。
  • 授業で扱う文章の重要な文法はすべて押さえるとよいと思う。
  • 少し時間はかかるが、SVOなどの文型を毎回細かく分析するようにしている。
  • 文法問題集は、周辺知識も確認しながら、なぜその答えになるのか理解しながら解く。
  • 分からないところはそのままにしないでしっかりと解決する。
  • 宿題になっている文法プリントを行い、分からないものは文法参考書で必ず調べる。
  • 理解して分かったと思っても、使っていなかったらすぐに忘れるので、何度も何度も復習して定着させる。
  • 文法参考書や問題集を持ち運んだり、読んだりするのが嫌いなので、代わりに文法の映像授業を見て、ノートにまとめ、それを持ち運んでときどき見返している。
  • 宿題として出される文法調べで、手を抜かずに文法参考書で徹底して調べる。
  • 参考書と問題集を併用し、繰り返し解けばかなり力が付く。
  • 文構造を意識しながら長文問題を解くことで文法を定着させる。
  • 中学で1通りやると思うが、その1周目で9割方身に付けてしまうようにしている。あとは、使っていくうちに自然に覚えていくので、使えそうな場面で積極的に使うようにしている。
  • 覚えるところは覚えなければならないし、考えないと分からないことも多いけど、結局、「習うより慣れろ」なのではないかと思う。言語なので。

 

 

【10】英検3級・準2級の受験に向けてのおすすめの学習方法は?

 

  • 書店で対策用のテキストを購入し、自分が苦手な分野から学習する。
  • 各級の配点や出題傾向をつかんで学習するとよい。
  • とにかく語彙力を付ける。
  • 例文のみの単語帳を使っていた。
  • 過去問をやって、分からなかった単語をピックアップしておく。
  • 前日によく寝て、リスニングへの集中力を高めるとよい。
  • 3級は日々の授業で大丈夫。準2級は語彙力を付ける。
  • 英検準2級は『7日間完成 予想問題ドリル(旺文社)』を約2週間かけて苦手をつぶしていった。
  • 動詞や名詞を第1優先で覚え、その上で形容詞や対策本の文法などを学習する。

 

 

【11】英検2級・準1級の受験に向けてのおすすめの学習方法は?

 

  • 準1級の対策は単語帳を1冊買って覚える。
  • 過去問を解いて傾向をつかむ。
  • リスニングとライティングの配点が増えているので、すぐに点数を上げるためにはこの対策がよい。
  • ライティングを中心に対策する。特に2級と準1級はライティングのレベルに差があり、採点基準も上がっているように感じるので、接続詞などを上手く使えるようにするとよいと思う。
  • 分からない問題が出てきても弱気にならない
  • その語の意味だけでなく関連する語についても知識を広げるようにする。
  • 対策本を購入して、計画的に勉強する。
  • 対策本を購入して取り組み、間違った問題をひたすら繰り返す
  • 周りがどんどん受かっているからって焦って受けることだけは避けるべき。高校上がってからでも遅くないし、高校から始まる文法の授業を真面目に受けていれば何とかなる。

 

 

【12】学習時間を確保するために工夫していることは? 部活動との両立は?

 

  • 電車に乗っているときの時間を使う。
  • 学校でできる宿題はできる限り終わらせる。
  • 登校時に単語を覚えるなど、隙間時間を有効活用する。他の教科より隙間時間は使いやすい。
  • 部活動で疲れたら勉強でリフレッシュし、勉強で疲れたら部活動でリフレッシュすると考える。
  • 朝早く起きて1.5時間は確保している。放課後は自習室で勉強してから帰ることにしている。
  • 宿題は必ずその日のうちに終わらせる。
  • テスト前は電車で教科書のCDを聞く。
  • 家に帰るとどうしてもだらだら過ごしてしまうので、自習室でその日にやるべきことをできるだけ終わらせている。
  • 家では絶対にできないから、図書館や塾に行く。
  • 勉強する時間は絶対に決めたほうがよい。
  • 1日の予定をカレンダーに書き、スケジュールを把握する。
  • 歩きながらブツブツ音読したりしている。
  • 朝早く起き、学校に来て勉強している。
  • 時間はないのではない、つくるものだ。
  • やるべきことを手帳に書き出しておく。
  • 私は英語が得意なので、嫌いな教科の箸休めとして英語を使っている。
  • 習い事との両立だが、単語などは電車内で覚える。夜は眠くなるので、習い事が始まるまでの時間は家ではなく、外で勉強した。やるべきことは先に先にと進めていく。
  • 暗記しなければならないものは隙間時間の5~10分を、演習しなければならないものは30分間などの短い時間に絞って行う。
  • 「いつ勉強するか」ではなく、「いつ休憩するか」を考える。主体を「勉強」にする。
  • スケジュール管理が大切。今日やらなければならないことを把握し、優先順位をつける。
  • 部活動が忙しいときは部活動をやり切るのも大切。
  • 毎日必ずやることを決めて、それを守るようにすることが有効だと思う。あとは、昼休みや朝学習の時間を利用して、少しでも勉強時間を確保するようにしている。
  • 正直、中学のときは部活と宿題で手一杯だったが、そんな中でも隙間時間を無駄にしないことが大切だと思う。そうすれば学習時間の確保につながるはず。
  • 昼休みを有効に活用する。運動部で家が遠い人が家庭学習を2~3時間行うのは無理。
  • 家に帰ったら集中力が切れるので、携帯をOFFにする。
  • 寝る時間を決めれば自然と空く時間が分かると思う。短い時間は暗記に使えば隙間時間は使える。

 

 

【13】授業の復習で効果的だと思う方法は?

 

  • 音読
  • 文法事項や新しい単語をまとめる。
  • 復習の時間を他教科にあてたいから、授業中は本文を覚えるくらいに取り組む。
  • 習った文法事項を自分で説明してみる。
  • 単語のアクセント問題が苦手なため、授業で出てきた単語の発音・アクセントは把握するようにしている。
  • 授業で行っているリテリングをやり直す。
  • 教科書の文章を1回書いた後、すぐにもう1回書くと、まあまあスラスラ書ける。
  • 本文と日本語訳を見比べる
  • 1文ずつ訳してみる。
  • 授業で扱った文章は声に出して読むべき。

 

 

 

最後に

 

良い学習法を複数知っていることはとても大切です。ここで紹介した学習法を試し、それをもとにしてあなた自身の学習法を工夫してください。

 

今後も、英語の学習で壁にぶつかったときには、このコーナーで紹介した学習法を思い出してください。

 

36回にわたり、「英語力を伸ばす学習法」をご愛読いただき、ありがとうございました。

 

『英語力を伸ばす学習法』リストページ
https://www.ei-navi.jp/news/nobasu/list/

 

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この記事の筆者について

本多 敏幸(ほんだ としゆき)

PROFILE

千代田区立九段中等教育学校指導教諭。東京学芸大学大学院教育学研究科英語教育専攻修士課程修了。ELEC同友会英語教育学会会長。英語授業研究学会理事。文部科学省「外国語教育における『CAN-DOリスト』の形での学習到達目標設定に関する検討会議」、「中央教育審議会中等教育分科会教育課程部会外国語ワーキンググループ」、「学習指導要領等の改善に関わる検討に必要な専門的作業等(中学校外国語)」協力者。全国各地で教員向けの講演を多数行う。
著書に、本多式中学英語マスターシリーズとして『反復基礎』『短文英単語』『速読長文』、『中学生からの勉強法』(以上文藝春秋)、『中学校新学習指導要領 英語の授業づくり』、『入試英語力を鍛える!授業アイデア&パワーアップワーク40』(以上明治図書)、『若手英語教師のためのよい授業をつくる30章』、『到達目標に向けての指導と評価』(以上教育出版)、『NHK CD BOOK 中学生になるまでに身につけたい! 小学英語 パーフェクト・レッスン』(NHK出版)などがある。

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