英語外部検定で入試を攻略!一般選抜編 (2):優遇内容

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外部検定資格を取得していると、一般選抜ではどのような優遇が受けられるのか? 実際の英語外部検定利用入試(外検入試)を例に見てみよう。

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(前回の「英語外部検定で入試を攻略!一般選抜編 (1):活用方法」はこちら)

 

実際にはどんな優遇があるの?

 

外部検定を取得していると、どのような優遇が受けられるのか、実際の外検入試を例に見てみよう(以下、2021年の実施予定)。

 

各大学の外検入試の詳細については募集要項を確認してほしい(以下、基本的にすべて4技能のスコア)。

 

 

■「得点換算」例

 

●佐賀大-全学部

【一般選抜(前期・後期)】

英検CSE=2050、TEAP=220、TOEFL iBT=45等
共通テストの外国語を前期・後期とも得点率70%~90%に換算(※上記は70%の例)。

 

●南山大-全学部

【共通テスト利用入試(前期・後期)】

英検2級以上のCSE=2300(各技能=460)、TEAP=309(各技能=50)、IELTS=5.5、TOEFL iBT=72(各技能=15)等
共通テストの外国語を満点に換算。

 

 

■「加点」例

 

●千葉大-園芸

【一般選抜(前期日程)】

英検=2180(注)、TEAP=280、IELTS=5.0、TOEFL iBT=62、TOEIC(4技能)=1420等
個別試験の英語に20~30点を加点(※上記は20点加点の例)。
(注)準1級または2級を受験して取得したスコアに限る。

 

●早稲田大-国際教養

【一般入試(共通テスト・独自試験併用)】

英検=2級、TOEFL iBT=42、IELTS=4.0
独自試験(英語:80点)、共通テスト(国語:50点、選択1科目:50点)の合計得点に、英語外部検定試験として7~20点を加点(※上記は7点加点の例)。

 

 

■「組み合わせ」例<出願資格+加点>

 

●明治大-経営

【一般(英語4技能試験活用方式)】

 

<出願資格>

英検CSE=2200(各技能=530)、TEAP=290(各技能=70)、IELTS=5.5(各技能=4.5)、TOEFL iBT=64(各技能=13)等
英語の試験を免除。

 

<加点①>

英検CSE=2467(各技能=570)、TEAP=340(各技能=80)、IELTS=6.0(各技能=5.0)、TOEFL iBT=71(各技能=14)等
独自入試の合計得点に20点加点。

 

<加点②>

英検CSE=2630(各技能=610)、TEAP=390(各技能=90)、IELTS=6.5(各技能=5.5)、TOEFL iBT=78(各技能=15)等
独自入試の合計得点に30点加点。

 

※各技能は「Reading,Listening,Writing,Speaking」

 

 

 

その他の主な利用大学(2020年度)

 

ここでは一部の大学のみを例として紹介する。記載している大学でも学部によって実施していなかった場合がある。21年は要項が発表され次第、確認のこと。

 

国公立大 私立大
●秋田大
●茨城大
●東京海洋大
●東京藝術大
●金沢大
●福井大
●大阪教育大
●広島大
●山口大
●九州大
●九州工業大
●長崎大
●宮崎大
●鹿児島大
●国際教養大
●兵庫県立大
●北海学園大
●東北学院大
●獨協大
●青山学院大
●國學院大
●国際基督教大
●駒澤大
●上智大
●成蹊大
●専修大
●中央大
●東京女子大
●東京理科大
●東洋大
●日本大
●日本女子大
●法政大
●武蔵大
●明治学院大
●立教大
●愛知大
●中京大
●京都外国語大
●京都産業大
●立命館大
●龍谷大
●関西大
●関西外国語大
●近畿大
●関西学院大
●甲南大
●広島修道大
●西南学院大
●福岡大

 

『英語外部検定利用入試 2020』リストページ

https://www.ei-navi.jp/news/gaiken-nyushi_2020/list/

 

 

 

この記事は「螢雪時代(2020年9月号)」より転載いたしました。

 

 

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

 

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