専門学校への進学も選択肢に! 決める前に知っておくべきこと

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大学全入時代が到来しても、専門学校への進学も選択肢のひとつです。まだ進路に迷いがある人に、専門学校進学の基本情報をお話ししましょう。

 

 

 

技術を身につけ、早く社会に出たい人にピッタリ

 

専門学校の特徴は、大学より短い期間で、専門的な知識や技術を凝縮して学び、早期に社会に出られること。将来の職業を決めていて、そのための学びが必要な場合、多くは最短でその道に進める進学先です。ただ、2年制のイメージが強いですが、学ぶ学科によっては1年〜4年制まであります。修業年数が2年以上、授業時間数が170時間以上の課程であれば、卒業後に専門士の称号が与えられます。また、専門学校には認可校と無認可校があり、無認可校の場合、卒業しても高卒扱いとなります。無認可校でも実績のある学校はあるので、必ずしも認可校に比べて劣るわけではありませんが、経営が危うくなった時などに都道府県の支援が受けられず、突然閉校ということもあるので注意が必要です。基本的に校名に「専門学校」とつけば認可校ですが、「専門学校」とつかない認可校もあるので、各学校のホームページなどで確認してください。

 

▶︎ 専門士の称号についてはこちら

 

 

大学との違いを考慮して自分に合った選択をしよう

 

早く専門性を身につけたい人にとっては、魅力的な専門学校ですが、入学後の進路変更は大学のように柔軟にはいきません。合わないと中退につながりかねないので、自分の適性を見極める必要があります。また、専門学校は学費が安く済むと考えがちですが、医療系の場合、高額な医療機器や専門性の高い教員の確保などで学費が高額になります。調理や服飾、美容など実習が多い分野も、設備費や材料費などの消耗品にお金がかかるので、入学時に支払うお金以外にどのくらい必要か確認してください。大学との違いとして、専門的なカリキュラムを短期間に学ぶため、課外活動が難しいということと、同じ方向性の人が集まるため、多様な志向の人たちとの出会いが少なくなる、教養科目に重点を置かないということがあります。すべてに当てはまるわけではありませんが、4年制大学でも身につく専門分野の場合、生涯年収の違いなども考慮しておくとよいでしょう。

 

 

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