動画で体感! グローバル人材の英語力

堤谷 孝人
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「グローバル人材」という言葉よく聞かれます。“グローバル人材の育成が急務”、“グローバル人材の需要が高まっている” などなど…。

動画で体感! グローバル人材の英語力

 

グローバル人材とはいったいどのような人物像なのでしょうか。今回は、語学コミュニケーション能力の観点からグローバル人材の具体的な像を紹介します。

 

 

 

グローバル人材とは

 

経済のグローバル化が進み、企業の海外への事業展開が加速しています。そんな中で語学力、コミュニケーション能力、積極性、チャレンジ精神などを兼ね備え、グローバル経済拡大の牽引役を期待されるのが「グローバル人材」です。

 

文部科学省によると、グローバル人材は次のような要素を持っていると定義されています。

 

要素 I: 語学力・コミュニケーション能力

要素 II: 主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感

要素 III: 異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー

グローバル人材育成推進会議中間まとめ(2011年6月) より

 

これらを兼ね備えており、幅広い教養と深い専門性、課題発見・解決能力、チームワークと(異質な者の集団をまとめる)リーダーシップ、公共性・倫理観、メディア・リテラシーなども持つ人材です。

 

なんだかスーパーマンのような人材に思えますが、教育現場では実際に、このような人材を育てるべく、英語必修化に動くなど教育改革を活発化させています。定義を見ると分かるように、グローバル人材の基礎になるのは、異なる言語圏の人たちともコミュニケーションが取れる強固で柔軟な言語力です。

 

 

 

グローバル人材の言語力とは?

 

では、グローバル人材に求められる言語力とはどの程度のものなのでしょうか。それを具体的に“見える化”しているのが、日本英語検定協会のサイトで公開されているコンテンツのひとつ「動画で比べる! グローバル人材のコミュニケーションイメージ」です。

 

このコンテンツでは、語学のコミュニケーション能力別のレベルを示す国際標準規格である「CEFR」のレベルに応じた3つのスピーキングテスト(面接)の動画が掲載されています。3つのスピーキングテストは、「英検」「IELTS」「BULATS」です。

 

CEFRのレベルは、次のように6つに分けられています。

 

C2(もっとも高い)
どんな話題でも内容を容易に理解し、非常に複雑な状況でも細かい表現の違いを的確に使い分けることができる。
C1
高度な話題の内容を理解し、複雑な話題について明確でしっかりとした表現ができる。
英検 1級レベル
IELTS 8.0〜7.0 海外大学院出願レベル
BULATS 大手メーカー 国際学会参加レベル
B2
抽象的で複雑な話題の要点を理解し、幅広い話題について自然なやりとりができる。
英検 準1級レベル
IELTS 6.5〜5.5 海外大学学部出願レベル
BULATS 大手総合商社 海外赴任の条件レベル
B1
身近な話題の要点を理解し、興味関心のある話題であれば、短いながらも自分の意見や理由などを述べることができる。
英検 2級レベル
IELTS 5.0〜4.0 海外大学条件付き出願レベル
BULATS 大手メーカー 海外出張の条件レベル
A2 
身近な内容に関する簡単な表現を理解し、日常生活での簡単なやりとりをすることができる。
A1(もっとも低い)
日常生活でよく使われる非常に基礎的な表現を理解し、使うことができる。  

 

 

 

スピーキング力をを動画で体感

 

では実際に、CEFRのC1〜B1に対応した3つのスピーキングテスト(面接)をそれぞれ観て、グローバル人材のコミュニケーションイメージを体感しましょう。

 

 

C1レベル

 

 

 

 

 

B2レベル

 

 

 

 

 

B1レベル

 

 

 

※ 動画は、実際の面接と詳細は異なる点があります。また、面接官と受験者は架空の人物です。
※ 英検について:合格者レベルの映像です。
※ IELTSについて:レベル感はあくまで目安となります。
※ BULATSについて:レベル感は日本国内BULATS利用企業の実例に基づいています。

 

 

 

成長は知ることから始まる

 

動画を観てみて、いかがだったでしょうか。自分の実力にすこし落ち込んだ人、思ったより聞き取れて自信になった人など、さまざまだと思います。

 

勉強は、哲学者のソクラテスは「無知の知」という言葉を残しました。真の知への探求は、「自分が無知である」と知ることから始まるという意味です。語学も、同様ではないでしょうか。

 

あまり聞き取れなかった人は、どんどん上を目ざして、聞き取れた人もさらに上を目ざして、実際にスピーキングテストを受けつつより高い語学力を獲得していくことで、国が切望するグローバル人材の確保が現実のものとなっていくのだと思います。

 

 

CEFRとは

Common European Framework of Reference for Languages: Learning、 teaching、 assessment (外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠)の略で、複数の言語を対象とした学習、教授、評価のための枠組みとして長年の言語教育の研究成果を基盤にヨーロッパで開発されました。CEFRの中心になっているのが言語達成度を表す共通参照レベルで、A1からC2までの6つのレベルが設定されています。欧米で幅広く導入されています。

 

IELTSとは

海外留学や研修の英語力証明をはじめ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどへの海外移住申請に最適なテストです。アメリカでも多数の高等教育機関がTOEFLに代わる試験として、入学審査に採用しています。詳しくはこちら

 

BULATSとは

ビジネスシーンに特化した英語能力テスト。ビジネスで必要な英語スキルだけでなく、英語でのコミュニケーション能力まで測定します。EUなどで採用され、日本国内でも多数の企業が導入しています。詳しくはこちら

 

 

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この記事の筆者について

堤谷 孝人

PROFILE

保育・育児・教育(幼稚園から大学)が専門のフリー記者。執筆以外に、編集(ディレクション)デザイン、写真撮影、文章指導も。1児の父。取材で培ってきたノウハウを生かし育児没頭中。

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