【第1回】知らないともったいない? 英語外部検定利用入試とは

4月からいよいよ新しい学年となり、受験を意識している方も多いのではないでしょうか? そんな大学受験に関して耳寄りな情報です。 英検®やTOEFL®などのスコアを持っていれば、受験で有利になる「英語外部検定利用入試」という仕組みがあるのです。どんなふうに有利になるのか、どうやって活用するのか、これから6回にわたって解説します。

 

 

年々、多様化する大学受験。志望する学校や学部によっては、意外な条件や優遇措置が用意されていることも。今回取り上げる英語外部検定利用入試は、そんな仕組みのひとつ。英検®やTOEFL®、TOEIC®といった検定を持っていることが、受験でアドバンテージになるというものです。実はこの英語外部検定利用入試、今、多くの大学で導入されつつあります。せっかく検定にチャレンジしたなら、大学受験にも活かさないともったいない! ですよね。この特集記事でポイントをつかんで、志望校合格に役立ててください。

 

 

英語外部検定利用入試が導入されたワケ

 

近年、多くの外国人観光客が日本を訪れていることは、皆さんも何となく実感していることでしょう。生活のさまざまな場面で英語を使う機会が確実に増えており、これからもさらに増えていくことが予想されます。英語4技能、つまり「話す」「聞く」「読む」「書く」という4つの力をバランスよく備えた人材が、今後ますます必要とされることでしょう。
こうした社会変化を受け、いま、日本は英語教育改革に取り組んでいる最中です。大学入試も、従来の「読む」「書く」に重点を置いた試験内容から変わろうとしています。
英検®やTOEFL®、TOEIC®など「話す」「聞く」「読む」「書く」をバランスよく判定する外部検定試験が注目されたのも、こうした経緯からです。
当初、2025年以降の大学入学共通テストでこうした英語民間試験の導入が計画されていましたが、さまざまな理由から見送りとなりました。それでもすでに多くの大学が個別に英語外部検定を利用した入試を実施し、年々その数は増加する傾向にあります。

 

 

ズバリ!大学受験に有利になる資格はこれだ!

 

では、いったいどのような資格を持っていれば大学受験で有利になるのか、代表的なものをご紹介します。

▼はじめは英検®です。文部科学省が後援する日本最大級の英語資格試験で、すでに中学時代に受けたという方も多いでしょう。実用英語の力を測定する7つの級を設定し、外国語運用能力の国際評価基準であるCEFRに対応した英検®CSEスコアも発表しています。

▼次に世界的に有名な資格のひとつであるTOEFL®。世界中で年間70万人もの受験者数を誇り、日本でも約8万人が毎年受験している英語能力測定試験です。大学入試から海外留学、就職までグローバルに活用できます。「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能をバランスよく測定し、国際標準CEFR B1~C2に連動したスコアで評価します。

▼それから、世界共通テストであるTOEIC®。「聞く」「読む」力を測る Listening & Reading Test と、「話す」「書く」力を測るSpeaking & Writing Test により、総合的な英語コミュニケーション能力を測定し、990点満点のスコアで評価されます。TOIECもスコアによって英語試験免除など、さまざまなメリットがあります。

▼ハイレベルな英語試験IELTSはご存知ですか。英語圏の国々に留学、就労、移住を希望する人々の英語力を測定する試験で、世界140か国、10,000以上の機関で認定されるなど国際的な認知度が高く、毎年350万人を超える人々が受験しています。

▼TEAP®は、主に高校生を対象とした大学入試を想定して作られた英語能力判定試験です。上智大学と日本英語検定協会が共同開発したもので、「大学教育レベルにふさわしい英語力」を測るうえで適切な設計となっており、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能で構成されています。

▼番外編として、英語以外の資格もご紹介しましょう。漢検は、漢字能力を証明できる検定です。大学受験では2級以上で有利になり、級に応じて、点数加算や合否判定に考慮されます。このほか、数検(実用数学技能検定)や簿記なども大学や学部によっては有利になる資格です。

志望する大学や学部、受験方法によっても有利になる資格は違います。募集要項などで事前に確認しておきましょう。

※各検定の受験者数等は「英ナビ!」調べ

 

 

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