【第3回】数ある外部検定からどの検定を狙うべきか?

前回は、どのように英語外部検定が大学入試で活用されるのかについて解説しました。しかし英語外部検定といってもいろいろありますよね。英検®をはじめ、TEAP®、TOEFL®、GTECなど。さらに英語外部検定以外にも漢検や数検など、さまざまな検定があり、どれを選べばいいのか迷います。そこで今回は、英語外部検定をはじめ、その以外の検定も含めてオススメの検定をご紹介します。

 

 

近年では、多くの大学が入試で英語外部検定を採用しており、その数は、国公私立大学の6割以上に上るといわれています。 しかも採用する大学は年々増加していて、英語外部検定利用入試は今では“当たり前”になっているといってもいいでしょう。 でも限られた時間の中、どの検定を優先して受けるべきか? そして英語外部検定以外の検定はどうなのか? 受験を有利にできる検定の選び方をご紹介します。

 

 

どの英語外部検定が採用されているかをチェック!

 

まずは、数ある英語検定の中からどれを選んだらいいのかをチェックしていきましょう。選ぶ基準は人それぞれですが、大学受験に活用するのであれば、大学入試で一番採用されている英語外部検定を選ぶことが大切です。入試で英語外部検定を採用している大学のうち、多くの大学が採用している検定、それが英検®です。少しでも現役合格の可能性を高めるなら、英検®の級やスコアを持っておくのがベターな選択かもしれません。

では入試で求められる英語レベルは、どのレベルをクリアすればいいのでしょうか? 日本英語検定協会の各級の目安を見ると、2級は高校卒業程度、準2級は高校中級程度。ですから、中学生や高校1年生は、準2級からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

活かせる検定は英語だけではありません

 

英検®など英語外部検定が大学受験を有利にすることはわかりましたが、英語が苦手という中学生や高校生もいるでしょう。そこで英語以外の資格もご紹介します。

まずは、漢字能力を証明できる検定「漢検」です。これは大学受験では2級以上で有利になり、級に応じて、点数加算や合否判定で考慮されます。また数学が得意という人には「数検」(実用数学技能検定)があります。英検®などに比べ知名度は低いですが、約500校近い大学などで入試に活用されています。これ以外にも「簿記」や「理検」(実用理科技能検定)なども大学や学部によっては有利になる資格です。自分の得意や志望校の入試情報に合わせてチャレンジしてみてください。

 

 

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