英検対策講座【準2級】大問1: 短文の語句空所補充問題

伊藤 ひさみ (いとう・ひさみ)

解答・解説ページ

英検対策講座【準2級】 

 

Answers ~解答・解説~

 

次の(1)から(5)までの(   )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。

[英検 2015年度 第2回検定問題より]

 

 

(1)

 

正解: 1 

 

A: I just heard that Mary Kendall had a car accident.

B: Yes. But she wasn't ( injured ) , so she didn't have to go to the hospital.

 

  1. injured
  2. excused
  3. leaked
  4. pasted

 

 

【 訳 】

A: メアリーが自動車事故にあったって聞いたけど。

B: そうなの。でもけがをしなかったから、病院には行かなくてよかったんだ。

 

【解説】

自動車事故にあったけれども、病院に行く必要がなかったということなので、けがをしなかったと考えられますね。正解は、1.のinjuredです。be injured で「けがをする」と覚えておきましょう。

 

他の選択肢:2. excused「免除される」、3. leaked「(情報などが)漏らされる」、4. pasted「貼られた」。

 

 

(2)

 

正解: 2

 

A: You must be Mr. Arciszewski. Did I say your name ( correctly ) ?

B: Yes, you said it perfectly. Most people get it wrong the first time.

 

  1. recently
  2. correctly
  3. honestly
  4. equally 

 

 

【 訳 】

A: アルチシェフスキさんですよね。お名前を正しく言えたでしょうか?

B: ええ、完璧でしたよ。ほどんどの人は最初は間違えるのですよ。 

 

【解説】

AがBさんの名前について質問したところ、Bさんはその通りと答えています。 Aは正しく名前を発音できたのですね。Bの発話の中のperfectlyがヒントとなります。正解は2.のcorrectly「正確に」です。

 

名前の読み方に自信がない時に、Did I say your name correctly?と、このまま使って確認することができるので、覚えておくと便利です。

 

他の選択肢:1. recently「最近」、3. honestly「正直に」、4. equally「平等に」。

 

 

(3)

 

正解: 3  

 

The price of vegetables was very low this year, so many farmers did not make much ( profit )  from selling their products.

 

  1. attention
  2. peace
  3. profit
  4. contact 

 

 

【 訳 】

今年は野菜の値段がとても安かったので、多くの農家の人たちは、生産物を売ってもあまり利益を得ることができなかった。

 

【解説】

野菜の値段が安いと農家の人たちは困りますね。作ったものを売ってもあまりもうからないことになります。 選択肢を見ると、3.のprofit「利益」が当てはまります。make a profitで「利益を得る、もうけをだす」という意味です。

 

他の選択肢:1. attention「注意」、2. peace「平和」、4. contact「接点」。

 

 

(4)

 

正解: 3

 

A: Can I borrow one of your pens, Sarah? Mine has ( run out of ) ink.

B: Of course. Just give it back to me after class.

 

  1. kept up with
  2. looked forward to
  3. run out of
  4. lost sight of

 

 

【 訳 】

A:ペンを一本貸してもらえるかな、サラ?僕のはインクがなくなっちゃって。

B:もちろんいいわよ。授業のあとで返してね。

 

【解説】

空欄のあとのinkがヒントになっています。さらにペンを貸してほしいと頼んでいるので、自分のペンはインクに問題があるようです。選択肢を見てみましょう。3.のrun out of が「~を使い果たす、~を切らす」という意味なので、インクが切れたと考えられますね。正解は3.です。

 

run out of energy 「エネルギーがなくなる」、run out of money「お金が尽きる」など、いろいろと入れ替えて使える表現なので是非覚えておきましょう。

 

他の選択肢:1. kept up with 「~に遅れずについていった」、2. looked forward to 「~を楽しみにしていた」、4. lost sight of 「見失った」。

 

 

(5)

 

正解: 4

 

A: We ( have been working ) since we got here. Let's get some water.

B: That's a good idea. I'm really thirsty.

 

  1. are working
  2. were working
  3. will be working
  4. have been working

 

 

【 訳 】

A:ここに到着してからずっと働いているよね。水を飲もうか?

B:そうだね。とっても喉がかわいたよ。

 

【解説】

空欄のあとのsince に注目しましょう。完了形かな?と思いついたら、選択肢を見ましょう。4.が現在完了進行形になっています。これを入れてみると、「ここに到着してからずっと働いている」とぴったり当てはまりますね。正解は4.のhave been workingです。

 

現在完了進行形は、過去のある時点から今までずっと何かが続いているときに使えます。 

 

 

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この記事の筆者について

伊藤 ひさみ (いとう・ひさみ)

PROFILE

三重県在住。アルファ英語会会長。英会話学校(ECC外語学院)で常勤講師を務めた後、日本福祉大学、名古屋外国語大学、皇学館大学などで英語コミュニケーション、英語資格講座などを受け持つほか、中日文化センター等で一般向けの講座も担当し、英検準1級、2級合格を多数輩出。シャープ、松下電工をはじめ、数多くの企業で企業内英語研修(資格講座、英会話講座)の指導経験もあり。

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