模擬試験の活用法

まだ志望校が決まっていないのに、適当な有名校を書いて合格確率に一喜一憂して終わりにしていませんか? その後は放置したままなんてもったいない! 模擬試験を上手に利用して、受験に勝つ準備をしましょう。

 

 

 

まずは模試を受けて試験のスタイルに慣れよう

 

模擬試験の結果で合格確率を見るドキドキ感。3年生になるまでは、まるで宝くじの結果を待つような楽しさもありますが、あまり勉強もせず受けた模擬試験の偏差値を偏重するのは危険です。1・2年次の全国模試など、一生懸命勉強している人とそうでない人が混在する時期はなおさらです。模擬試験ではまず、大学受験の試験のスタイルに慣れること。共通テストと各大学の個別試験ではスタイルや難易度、特徴が異なるので、「共通テスト模試」「私大模試」「○○大模試」など目的別の模擬試験を使い分け、それぞれの試験の特徴をまずはぼんやりとつかんでおきましょう。

 

 

弱点の克服には模試の見直しが必須

 

次に、ぜひ行いたいのが見直しです。全部見直す必要はありません。自信をもって解けなかった問題、ミスした問題だけ復習しましょう。1度解いた問題は定着しやすいので、苦手を克服するチャンスでもあります。その際に心がけてほしいのは、模試用のノートを用意してミスした内容や解答するためのポイントを書き出すこと。暗記ものであれば、書き出しながら覚えるだけで十分です。また、選択肢を間違えたり、選択する時に迷ったりした時も、なぜ正しい解答を選べなかったのか自己分析しておくと同じ間違いをしにくくなります。もちろん、模試の復習だけで受験に対応はできませんが、参考書を進めると同時に模試を見直すことで、自分の弱点が明確になるはず。また、この復習によって苦手科目を克服することで、総合点を大きく上げることも可能です。

 

 

英ナビ!会員登録されていない方

SIGN IN 新規会員登録(無料)

MY NOTEBOOK

マイ単語帳へ