志望校をしぼる前に決めたい! 学部学科の選び方

新学年へのスタート準備の3月。大学受験に向けての勉強に本腰を入れる人も多いはず。でも、ちょっと待ってください。志望する学部学科は決まっていますか? 勉強と同時に、まずは大学で何を学びたいのかも考えておきましょう。

 

 

 

学びたい学問がある学部学科をしっかり選ぶ

 

「有名大学の学部を片っ端から受ける」なんていうスタイルも今は昔。自分に合った学部学科でなければ大学4年間を無為に過ごすことにもなりかねません。「それこそが大学生活」という時代もありましたが、最近では就職活動で「ガクチカ」が重視されるように、充実した大学生活を送ることで、自分が望む将来により着実に近づけます。将来の希望をかなえるための学部学科選びをするということは、そのための仲間づくりやその道の専門家との出会いにも期待大。まだ何をしたいかわからないという人も多いと思いますが、自分のこれまでやってきたこと、好きなこと、逆に嫌いなことから、少しでも親和性の高い学部学科を探すとよいでしょう。

 

 

部活動でも多彩な「好き」の方向性を見つける

 

それにはまず、これまでの生活を振り返ること。何が好きなのか、得意なのか。どういうことに喜びを感じるのか。たとえば、スポーツ系の部活動をしているなら、「競技」「選手・チームの強化」「交渉や部費、スケジュールなどのマネジメント」「身体機能」「精神面のサポート」「関係者への広報」「新歓のポスター制作」「試合のデータ入力・分析」など興味の入り口は多彩。自分の適性を探るカギとなるはずです。自分の方向性がわかったら、学べる学部学科をリストアップして、各種受験サイト、大学のホームページやパンフレットなどで該当する学部学科を調べます。また、近年は学際的に学ぶことが重視されており、学部学科や文理の垣根が低いことも理解しておきましょう。たとえば、流行りのデータサイエンスは情報系だけでなく、社会学部や経済学部、政治学部などで社会調査のツールとして学べます。文学部でさえ頻出単語の調査でデータサイエンスを使う機会があると知っておくと、可能性が広がります。

 

 

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