第6回(最終回) 英語外部検定は受けておいて間違いなし!

英語外部検定利用入試について5回にわたってお伝えしてきましたが、今回がいよいよ最終回となります。これまで見てきたポイントをもう一度振り返りながら、英語外部検定を活用するメリットをまとめてみます。きっと利用しないともったいないと思うはず!

 

英検®やTOEIC、TOEFL、TEAP、IELTSなど、民間企業が行っている英語検定試験の成績を、大学受験に利用する「英語外部検定利用入試」。英語外部検定という言葉がよく聞かれるようになったのも、この入試方式を実施する大学がどんどん増えているから。その傾向は、これからも続くことが予想されます。受験生にとっては、英語外部検定を受けておいて損はない、まさにメリットの大きい試験なのです。

 

 

 

メリット① 何度もチャレンジできる

 

通常の大学受験は一発勝負ですが、英語外部検定は、年に複数回実施されているものがほとんどなので何度も挑戦することができます。例えば、英検®(従来型)は年に3回。「英検S-CBT®」は原則、毎週実施されるので都合に合わせて受けられるうえ、4月~7月、8月~11月、12月~3月の各検定期間に、同じ級を2回まで受験することができます。つまり年間に同じ級を9回受験することも可能。目標としている級やスコアに達するまで、何度もチャレンジすることができるというわけです。

 

 

メリット② 受験勉強の負担が減る

 

大学によっては、英語外部検定の級やスコアに応じて「試験免除」や「満点換算」、「得点換算」、「加点」といったアドバンテージを設けています。つまり、大学入試で英語試験が免除されたり、英語の点数に換算してくれたりする制度です。試験免除や満点換算となれば英語以外の受験科目に専念できますし、得点換算や加点でも、英語対策にかかる負担は大きく減ることでしょう。高校1、2年生のうちから英語外部検定を受けておけば、早くに受験対策に取り組んでいるようなもの。ライバルと差をつけるポイントにもなりそうですね。

 

 

メリット③ 受験合格の決め手に

 

さらに「判定優遇」や「合否参考」というメリットがあります。これは英語外部検定の級やスコアを持っていれば、出願書類の評価や合否判定の際に参考にされるもの。大学入試時に当落線上に複数の受験生がいた場合に優先されるわけです。英語外部検定の成績が合否を分けることになるかもしれません。また、特待生の資格取得や内申点に加算されるというメリットもあります。

 

 

メリット④ いろいろ役立つ、ずっと使える

 

英語外部検定利用入試は多くの大学で採用されているので、英語外部検定の級やスコアを取得しておけば、志望校だけではなく、複数の大学でも使うことができます。さらに、英検®は一度取得してしまえば一生有効な資格なので、大学入試だけでなく、将来の海外留学や就職、転職の際にも英語力の証明として活用できるほか、通訳ガイド試験など、他の検定試験にも役立ちます。

 

 

このように、英語外部検定は受験生にとってのメリットがいっぱい! 志望校合格への近道だということが、おわかりいただけたと思います。なかでも英検®は、英語外部検定を活用している大学のうち95%以上が採用しており(「英ナビ!」調べ)、他の英語資格試験に比べ検定料が安く、さらに試験会場も多いことから、高校生にとって最もチャレンジしやすい検定です。また、大学入試における英検®の資格は2年有効の大学が多いので、高校1年生や2年生のうちからチャレンジして、この大きなアドバンテージを生かしながら大学入試合格を目指しましょう。

 

 

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