大学受験もこれからの冬休みで追い込みとなります。冬休み中は、夜中まで勉強して受験を頑張ろう! と考えている受験生も多いはず。でも実は、この冬休み中に生活リズムが狂い、受験直前に失速してしまうことも…。そこで今回は、冬休み前から身に付けたい学習効果を高めるライフスタイルをご紹介します。
睡眠時間をしっかり確保して試験本番に備える
「冬休みは、勉強時間を長く確保して、夜遅くまで勉強するぞ!」そう決めている受験生も多いはず。確かに長く確保することは正しい選択です。でも夜遅くまで起きていると生活リズムを崩してしまい、受験本番で失敗してしまうかもしれません。そこで学習効率をアップできる生活スタイルを紹介します。
それは、「起床時間」「学習開始時間」「就寝時間」の3つの時間を決めて、睡眠時間をしっかりと確保すること。冬休みだからといって夜遅くまで勉強していると、自然と起床時間が遅くなったり、無理して早起きしても睡眠不足で集中力が低下したりします。3つの時間を決めて守るというライフスタイルをしっかり守ってさえいれば、日々の学習を継続できるだけではなく、試験本番も試験開始時間に集中力が高まり、頭が働くようになるでしょう。
とくに今は夜型という方は、早寝、早起きの生活リズムに切り替えておくことをお勧めします。
モチベーションアップには息抜きが大切
受験勉強はかなりの長期戦です。あまりにも頑張りすぎると、逆にモチベーションが下がることがあります。ある程度の息抜きやご褒美も重要です。
例えば、散歩やジョギング、ストレッチなどで気分転換したり、好きなアーティストの音楽を聴いてリラックスしたり、友達と話すこともいいでしょう。休憩時間に好きなお菓子やスナック、飲み物を取ることもモチベーションアップに繋がります。
しかし、スマホとゲームには注意が必要です。スマホは、とくに動画やSNSはだらだら見続けると脳の疲れに影響するので時間を決めて使うことが大切。睡眠前の使用も睡眠の質の低下を招くので控えた方がいいでしょう。またゲームもストレス解消になりますが、夢中になりすぎると逆に脳を疲れさせる可能性があります。ゲームをする時間をあらかじめ決めて、ストレスの少ないゲームを選ぶことをお勧めします。
3食きちんと食べることが受験生には重要
受験生にとって健康は何より大切。集中力をアップさせ、本番で最高のパフォーマンスを発揮するためにも食事にも気を付けたいものです。
みなさんは1日3食、しっかり食べていますか? 1食でも欠けると脳や身体の働きが低下してしまいます。なかでも朝食はとても重要で、生活リズムを整え、脳や身体にスイッチを入れてくれます。
「朝は食べない」という人もいますが、朝食を抜くと1日をエネルギー不足のままスタートさせることになってしまいます。そのため集中力が低下して学習効率も悪くなることもあります。朝食を普段食べないという方は、今のうちに少しずつでも食べる習慣をつけておきましょう。そして昼食は、バランスよくボリュームのある食事をとり、夕食は、消化のいいものを食べるのがいいでしょう。
志望大学合格を目指すなら規則正しいライフスタイルと十分な睡眠時間、きちんとした3度の食事、そして適度な息抜きが大切です。さっそく今日からはじめてみてはいかがでしょうか?
