大学で一生が決まるわけではありませんが、それでもよりよい選択をして、充実した4年間を過ごしたいものです。どの大学でも昨今、ミスマッチゆえにドロップアウトする学生が少なくありません。自分に合った大学を選んでアクティブな学生生活を送りましょう。
憧れの大学を調べることから始めよう
まずは学びたいことや学部学科が決まっている人。その学問分野で何を学びたいのかまで決まっていますか?
政治に関心がある場合。政治といっても学問としての分野やアプローチの仕方は多彩です。関連する学問分野は、政治、行政、法、広義では国際や環境など様々な分野がかかわってきます。グローバルな視点から見た政治なのか、法律を作るという立場での政治なのか、国政なのか地方行政なのか、外交なのか、世界規模の課題である環境・エネルギー・食糧問題なのか、政治家を目指すのか、公務員を目指すのか。自分の方向性をある程度見つけておくと学科やコースまでピンポイントで選べてベターです。
気になる学部学科を見つけたら、同じような学部学科のある他大学と比較してみましょう。似た名称の学部学科でも、大学ごとに特徴や強みがあります。教員の専門分野や経験も調べる価値があります。自分がもっとも惹かれる学びの環境がある大学を絞り込んでいきます。
学びたいことが決まっていない人は、気になる大学から調べてみてください。最初は手が届かない憧れの大学でもかまいません。ホームページで学部学科の紹介ページに目を通して、興味ある学問を見つけましょう。
その際、その学問を究めるためにその大学独自にどんな取り組みがあるか、自分の興味のあるプロジェクトや留学制度、奨学金制度があるかなど、どこに自分が惹かれるか考えながら調べましょう。
オープンキャンパスで大学生活を体感するのも志望校決定に効果的
大学の絞り込みができたら、今度はオープンキャンパスに出かけましょう。難関校の多くは7月〜8月の夏休み中に実施しますが、それ以外は春休みから秋まで定期的に、ほぼ1年中行う大学もあります。オープンキャンパスでは、大学全体の説明会に参加するとその大学が推したい魅力があますことなく聞けるでしょう。
気になる教員の模擬授業はぜひ受講して、講義後に個別相談するのもオススメです。勉強や就職のサポート体制、ふだんの生活事情については、学生による相談コーナーを利用すると、本音や現実を聞けます。資格取得や留学を考えている人は、実際に学生がどんな準備が必要だったか、それを経て何を得られたかなど聞いてみましょう。
まだ進路について、何も決まっていない人もオープンキャンパスに行くと、エンジンがかかります。高校1年生から学校の指導でオープンキャンパスへの参加が義務付けられている人が多いと思いますが、受験へのモチベーションが上げられるので、積極的な気持ちで出かけてください。高校1年生は友達と一緒に学園祭に行くような気分でもよいですが、高校2・3年生は自分の志望を絞って必要な情報収集を目的に行くことが大切です。
