新・受験生は早めに知っておこう!入試制度のイマ<Part1>

受験生がちょうど試験に挑んでいるこの時期、来年以降に受験を迎える新・受験生の皆さんは、どんな毎日を過ごしていますか? すでにコツコツ勉強を進めている人もいれば、「まだ時間はあるし大丈夫」と思っている人もいるかもしれません。そんな皆さんに、今のうちにぜひ知っておいてほしいことがあります。それが入試制度についての情報。勉強を頑張っていても、制度をどれだけ理解しているかによって、結果に差が出ることもあります。まずは入試制度をきちんと知ることから始めて、少しずつでも入試に向けた準備を早めに進めていきましょう。

 

 

総合型・学校推薦型が増えている今。しっかり制度を理解して対策しよう!

 

大学受験の入試方式は、大きく分けて「一般選抜」「学校推薦型選抜」「総合型選抜」の3つがあります。一般選抜は、多くの人がイメージする入試で、おもに2月ごろに実施されます。1月中旬に行われる大学入学共通テストを利用する入試も一般選抜に含まれます。2025年度以降は「情報Ⅰ」が正式科目になるなど、試験内容も変化しています。学力試験の結果が合否に大きく影響するため、教科の基礎力から応用力までをしっかり身に付けることが重要です。

また、学校推薦型選抜は、高校の推薦を受けて出願する入試方式です。試験は11月~12月頃に実施されることが多くなっています。「指定校制」と「公募制」があり、指定校制の場合、各高校から推薦できる人数が限られているため、試験前に校内選考が行われることになります。

そして総合型選抜は、大学が求める学生像に合っているかを総合的に評価する入試です。早い場合は、9~11月ごろに試験が行われ、年内に合格が決まることもあります。

総合型選抜と学校推薦型選抜は、最近では多くの国公私立大学で実施され、2025年度は、総合型選抜で93.6%、学校推薦型選抜は99.2%の大学で採用されています。また、入学者は、2025年度は総合型選抜で126,766人(入学者全体数に対する割合:19.5%)、学校推薦型選抜は221,415人(34.1%)で半数以上がこれらの入試方式で国公私立大学に入学しました※。この数字を見ても、一般選抜よりこれらが主流になりつつあると言えそうです。それぞれの選抜方式には特徴があるので、まずはそこをきちんと押さえることが大切。自分に合った選抜スタイルを見極めて、それに合わせた対策を進めていきましょう。

※上記(例)は英ナビ!調べ

 

 

私大では共通テスト利用の受験者が増加。年内学力入試も解禁?

 

私立大学の一般選抜には、大きく分けて、「一般方式」と「共通テスト利用方式」の2種類があります。一般方式は大学が独自に試験日や出題内容を決める入試です。実施時期はおもに1月下旬から3月頃で、大学ごとに日程や科目が異なるので、複数の大学を受験することも可能です。受験科目は、文系学部では英語・国語に加え、地歴・公民や数学から1科目選ぶのが一般的。理系学部では英語・数学・理科が中心です。最近では1〜2科目だけで受験できる大学も増えてきています。

また、英語は文系・理系問わずほとんどの大学で必須ですが、英検®やTOEICなどの外部検定で大学が定める基準を満たすと試験が免除される場合もあります。早めに外部検定に挑戦しておくと他の科目の勉強に集中できます。さらに、2026年度入試では条件付きで年内に学力試験を受けられる大学も出てきています。ただし面接や小論文などと組み合わせて実施される場合が多いので、事前に確認が必要です。

一方の共通テスト利用方式は、大学入学共通テストの成績を利用して合否を判定する方法です。私立大学でも導入するところが増えていて、「単独型」と「併用型」の2種類があります。単独型は共通テストの成績だけで合否が決まる方式で、併用型は共通テストと大学独自の試験を組み合わせて合否を決めます。最近では、共通テスト利用方式の志願者数が増えている傾向もあり、戦略的に利用することで受験の幅が広がるでしょう。

次回は総合型選抜と学校推薦型選抜について詳しく紹介します。知らないと損するポイントもあるので、お見逃しなく!

 

 

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