この4月から新しく高校3年生になる皆さんは、いよいよ本格的な受験シーズンに入ります。高校1、2年生の皆さんも、学校によっては進路ガイダンスや定期的な大学受験模試が始まります。でも模試は受けるだけでは意味はありません。しっかり活用することで学力アップにつなげることができます。今回は、そんな模試の活用法とこれからの受験スケジュールをご紹介しましょう。
模試の結果に落ち込まない!間違えを分析することが大切
高校によっては定期的に行われる大学受験模試。大学受験と付くだけで緊張しますよね。さらに模試の結果に表示される「合格率」ですが、あまり気にしすぎないことが大切です。特に高校1、2年生は、まだ基礎を固める段階なのでできなくて当然です。高校3年生であっても、この時期ならまだ学力を大きく伸ばせるタイミングです。模試は他人と比べるものではなく、自分自身との戦いとして取り組みましょう。結果が悪くても落ち込む必要はありません。結果が悪いことは誰でもあります。大切なのは、少しずつでも前回よりできることを増やしていくことです。
模試で最も重要なのは、間違えた問題や分からなかった問題を見直すことです。偶然できた問題も含めて、自分がなぜ間違えたのかを分析し、繰り返し解き直すことで理解が定着しやすくなります。そのため、模試専用のノートを作ることをおすすめします。ノートには、間違えた問題と正しい解答のポイント、暗記すべき内容や公式などを書き出しておくと、後で何度でも復習でき、同じ間違いを繰り返さずにすみます。選択問題もどうして正しい解答を選べなかったかを分析することで同じ間違いを防ぐことができるでしょう。
受験までのスケジュールをチェックしながら対策しよう!
2027年度の入試は、共通テストを中心に行われます。新高校3年生は、大まかな流れをつかみ、対策しましょう。高校1、2年生は、参考にしながら心構えをしてください。
●4月〜5月:志望校や入試方式を決める
この時期には、志望校や入試方式(総合型、学校推薦型、一般)を決めておくと安心です。
親や先生と相談しながら早めに方向性を決めましょう。
●6月〜7月:情報を集める
大学の募集要項や大学案内が出始める時期です。
総合型選抜の出願条件や学校推薦型選抜(校内選抜)の情報をチェックしましょう。
●8月:準備
総合型選抜は、出願書類の準備をしましょう。小論文や志望理由書などの準備も。
一般選抜は、高校3年間の復習を完了しましょう。夏休みが勝負です!
●9月〜10月:出願と演習
9月中旬から共通テストの出願が始まります。共通テストの受験教科は9月中旬までに検討しましょう。共通テストは、2027年は1月16日(土)、17日(日)に実施されます。
一般選抜に向けて応用問題や過去問演習を強化しましょう。
●11月〜12月:受験校を最終決定
この時期は模試のデータを使って最終的な志望校を決めます。
学校推薦型選抜の出願や試験、総合型選抜の試験はこの期間です。
不合格の場合に備えて、一般選抜の勉強も同時に進めておきましょう。
●1月〜3月:本番シーズン
共通テスト本番(2027年1月16日、17日)に向けて最終チェック!
追試験は1月23日、24日に予定されています。
国公立大学の二次試験や、私立大学の一般選抜試験を受けます。
本番同様に過去問を解きながら時間配分や実践力を鍛えましょう。
※共通テストの受験票はWebでダウンロードする方式に変更されています。
(スマホなどのスクショは不可でA4サイズの白色用紙に印刷して持参)
※生徒証や学生証、マイナンバーカードなど顔写真付き身分証明書の持参も必須です。
今できることは、模試の結果に落ち込まず、間違えた問題の分析と対策、さらには復習、 再チャレンジを繰り返していきましょう。そして何よりも体調管理がとても大切です。
