英検対策講座【3級】大問1: 短文の語句空所補充問題

本多 敏幸(ほんだ・としゆき)
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解答・解説ページ

英検対策講座【3級】

 

Answers ~解答・解説~

 

次の(1)から(5)までの(   )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。

[英検 2016年度 第2回検定問題より]

 

 

(1)

 

正解: 4

 

A: Is Karen in her room?

B: I'm not ( sure ). I'll go and check.

 

  1. here
  2. right
  3. long
  4. sure

 

 

【 訳 】

A:「カレンは自分の部屋にいますか?」

B:「分かりません。確かめに行きます」

 

【解説】

大問1の問題では、(   )のある文だけを見れば答えが分かるものもありますが、対話文の内容から場面を推測し、それに合う単語を選ぶことが大切です。この問題の場合、I'm not (   ).の文だけを見ると、選択肢にあるどの単語も当てはまります。Aがカレンの居場所を質問していること、Bはそれに対して確かめに行くと言っていることから、Bはカレンが彼女の部屋にいるとは言い切れないようです。したがって、正解は4のsure「確信して、確かな」です。I'm not sure.は相手が言ったことに対して、確信が持てないときや同意しないときに用いる表現です。

 

選択肢の1のhereは「ここに」、2のrightは「正しい」、3のlongは「長い」の意味です。

 

sureはよく使われる語です。次のような使い方があるので覚えておきましょう。

 

(例)

① 相手からの依頼に対してYesの意味で答える

A: Can I use your pen? 「あなたのペンを使ってもいいですか?」

B: Sure. 「いいですよ」

 

② 相手がお礼を述べたときに応答する(軽い気持ちで応答する)

A: Thank you. 「ありがとう」

B: Sure. 「いえいえ」

 

③ 確信をもっていることを伝える

I'm sure that we will win the game.

「私たちがその試合に勝つと確信しています」

 

 

 

(2)

 

正解: 1

 

My dog is a strong swimmer. He can swim ( across ) the river near our house.

 

  1. across
  2. while
  3. away
  4. during

 

 

【 訳 】

「私の犬は泳ぎが上手です。私たちの家の近くの川を泳いで渡ることができます」

 

【解説】

文中のswim「泳ぐ」とriver「川」に関連する語を選択肢から選びます。the riverの前に(   )があることから、正解は1のacross「横切って、横断して」です。acrossは前置詞なので、後に名詞のriverを置き、across the riverで「川を渡って」の意味になります。

 

選択肢2のwhileは「~している間に」、3のawayは「離れて」、4のduringは「~の間じゅう(ずっと)」の意味です。各語の意味と使い方を覚えておきましょう。

 

(例)

This plane flew across the Pacific for the first time.

「この飛行機は太平洋を初めて横断飛行しました」

 

While I was sleeping, my brother ate my cookie.(接続詞)

「私が寝ている間に弟が私のクッキーを食べてしまった」

 

I will study here for a while . (名詞。for a while で「しばらくの間」)

「ここでしばらくの間勉強します」

 

My school is far away from my house.

「私の学校は私の家から遠く離れています」

 

I played tennis every day during the summer vacation.

「夏休みの間、私は毎日テニスをしました」

 

 

 

(3)

 

正解: 3

 

Tom got up late, so he had to run to the station. He got there just in ( time ) to catch the train.

 

  1. date
  2. minute
  3. time
  4. season

 

 

【 訳 】

「トムは起きるのが遅かったため、駅まで走らなければならなかった。電車にかろうじて間に合う時刻に駅に着いた」

 

【解説】

駅に走っていった状況から電車に間に合ったかどうかを表す語句を考えます。正解は3のtimeです。in timeで「間に合って、時間内に」の意味になります。just in timeなので、かろうじて間に合ったことになります。

 

in timeと同様によく使われる語句にon timeがあります。これは「時間通りに、遅れずに」という意味です。

 

(例)

I arrived at school on time. 「私は時間通りに学校に着いた」

 

選択肢1のdateは「日付」、2のminuteは「分」、4のseasonは「季節」の意味です。

 

大問1の後半のいくつかの問題では、熟語の知識が試されます。基本的な熟語をしっかり覚えておきましょう。

 

 

 

(4)

 

正解: 2

 

A: The Smiths are moving to Los Angeles, ( aren't ) they?

B: No, they're moving to San Francisco.

 

  1. won't
  2. aren't
  3. didn't
  4. couldn't

 

 

【 訳 】

A:「スミス家はロサンゼルスへ引っ越すのですよね」

B:「いえ、サンフランシスコへ引っ越します」

 

【解説】

Aの文の形はThe Smiths are moving to Los Angeles,と疑問文ではありませんが、最後にクエスチョン・マーク(?)がついています。また、コンマ(,)の後に(   ) they? となっていることから、相手に同意を求めたり確認をとったりする際に用いる付加疑問文であることが分かります。動詞の部分がare movingであることから、2のaren'tが正解です。

 

the Smithsのように[the+姓 s]の形で「~家」という意味になります。

 

付加疑問文をつくる際は文頭の主語と動詞の部分を見ます。次の例のように、肯定文であれば文末は否定形に、否定文であれば文末は肯定の形にします。

 

付加疑問文に対してはYesかNoで応答します。次の例のように回答の内容自体が肯定ならyes、否定ならnoで応答することを確認しておきましょう。

 

(例)

You have a dog, don't you? 「あなたは犬を飼っていますよね」

Yes.(飼っている場合) / No.(飼っていない場合)

 

You don't have a dog, do you? 「あなたは犬を飼っていませんよね」

Yes.(飼っている場合) / No.(飼っていない場合)

 

Tom can play the piano, can't he? 「トムはピアノを弾けますよね」

Yes.(トムがピアノを弾ける場合) / No.(トムがピアノを弾けない場合)

 

Tom can't play the piano, can he? 「トムはピアノを弾けませんよね」

Yes.(トムがピアノを弾ける場合) / No.(トムがピアノを弾けない場合)

 

他の選択肢を使った付加疑問文の例を示します。

 

(例)

You went to London last year, didn't you?

「昨年、ロンドンに行きましたよね」

 

Nancy has been to Singapore, hasn't she?

「ナンシーはシンガポールへ行ったことがありましたよね」

 

You were busy yesterday, weren't you?

「昨日、あなたは忙しかったですよね」

 

Your grandfather could ski, couldn't he?

「あなたのおじいさんはスキーができましたよね」

 

Students should read more books, shouldn't they?

「学生はもっと本を読むべきですよね」

 

 

 

(5)

 

正解: 3

 

My family has a little brown dog ( called ) Cookie.

 

  1. call
  2. calls
  3. called
  4. calling

 

 

【 訳 】

「私の家族にクッキーという名の小さくて茶色いイヌがいます」

 

【解説】

選択肢はいずれもcallの変化形です。したがって、文の中の(   )の位置に適する形を考えましょう。(   )の位置が名詞dogの直後で、「~される」と説明が加えられることから、正解は3のcalled(callの過去分詞)です。

 

a little brown dog called Cookieで、「クッキーという名の(クッキーと呼ばれる)小さくて茶色いイヌ」となります。名詞の後に過去分詞を加え、「~される(~された)○○」のように名詞を修飾することができます。

 

(例)

My uncle has a picture painted by Gogh.

「叔父(伯父)はゴッホによって描かれた絵を持っている」

 

動詞の形を問う問題では、次のことを確認しましょう。

 

① 文の流れが過去のことを述べていないか →過去形

(例) I went to the restaurant and ate two hamburgers.

「レストランに行ってハンバーガーを2つ食べた」

 

② 現在形の文で主語が三人称単数になっていないか →-(e)sの形

(例) My father sometimes eats sushi.

「父はときどき寿司を食べる」

 

③ 助動詞(canやwillなど)が直前にないか →原形

(例) My son can't eat hot food.

「息子は辛い食べ物は食べられない」

 

④ 疑問文や否定文でdoesやdidが含まれていないか →原形

(例) I didn't eat breakfast today.

「今日は朝食を食べなかった」

 

⑤ be動詞が直前にあり、進行形にならないか →-ing形

(例) My mother was eating something when I got home.

「ぼくが帰宅したとき母は何かを食べていた」

 

⑥ be動詞が直前にあり、受け身の文にならないか →過去分詞

(例) Now, sushi is eaten in many countries.

「今では寿司は多くの国々で食べられている」

 

⑦ 名詞の直後で「~している」 と説明を加えられるか →-ing形

(例) Do you know the girl reading a book over there?

「あそこで本を読んでいる女の子を知っていますか?」

 

⑧ 名詞の直後で「~される、~された」と説明を加えられるか →過去分詞

(例) Tempura is one of the dishes eaten by many people.

「天ぷらは多くの人に食べられている料理の1つです」

 

 

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この記事の筆者について

本多 敏幸(ほんだ・としゆき)

PROFILE

東京都の教員として38年間勤務。現在、千代田区立九段中等教育学校、都留文科大学、文教大学で講師として教えるほか、NHKラジオ「中学生の基礎英語レベル1」の講師として活躍。ELEC同友会英語教育学会会長。学習指導要領の改訂に関わる。全国各地で教員向けの講演を行っている。
著書に、本多式中学英語マスターシリーズとして『反復基礎』『短文英単語』『速読長文』(以上文藝春秋)、『中学校外国語新3観点の学習評価完全ガイドブック』、『入試英語力を鍛える!授業アイデア&パワーアップワーク40』(以上明治図書)、『若手英語教師のためのよい授業をつくる30章』(教育出版)、『NHK CD BOOK 中学生になるまでに身につけたい! 小学英語 パーフェクト・レッスン』(NHK出版)などがある。

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