【英検と大学受験】英語外部検定で入試を攻略!推薦・AO編 1:活用方法

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英検などの英語資格を利用する英語外部検定利用入試(外検入試)。今回は「推薦・AO編」、次回を「一般入試編」として、2回連続で外検入試の中身を徹底分析する。

英語外部検定で入試を攻略!推薦・AO編

 

 

どのくらいの大学が利用しているの?

 

前回の入試(2017年度)の推薦・AOでは全764大学中314の大学(41%)が何らかの方式で外部検定を利用している。2018年度入試ではさらに増加する模様だ。

 

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どのように利用されているの?

 

外部検定が推薦・AOでどのように利用されているかを表したのがこのグラフだ。多くの大学が「出願資格」として利用している。これは外部検定を取得している受験生だけが出願できる入試方式だ。

 

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推薦・AOで使える外部検定は?

 

外検入試にはいろいろな外部検定が利用されている。「A大学は英検とTOEFLが利用可」「B大学ではTEAPのみ利用可」など、受験生はどれを受けておけばいいか迷うこともあるだろう。まずは推薦・AOの外検入試で利用できる外部検定の採用率を見てみよう。

 

このグラフは推薦・AOで外部検定を利用している大学が、どの外部検定を採用しているかを集計したものだ。すべての外部検定の中でも圧倒的な採用率を誇るのが英検。英検を取得しておけばほとんどの外検入試に利用できるといってもよいだろう。

 

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※2017年度入試のデータをもとに集計。
※各大学にて外部検定を利用している推薦・AO全体を100として、それぞれの外部検定が採用されている割合を算出。
※原則、学科単位で集計。1つの学科で複数の入試方式がある場合、外部検定の利用内容が同じなら「1」、異なるなら別々に集計。
※各外部検定の採用については募集要項に記載されているものすべてを計上。「それに準ずる外部検定でも利用可」のような記載の場合は、すべての外部検定が採用されているとして計上。

 

 

どれくらいの英語レベルから利用できるの?

 

このグラフは推薦・AOの外検入試で大学が求める英語レベルを集計し、英検級に換算したものだ。大学が受験生に求めるレベルは英検準2級(高校中級程度)と2級(高校卒業程度)で8割以上を占める。推薦・AOで外検入試を受験する場合にはこのレベルを目標としよう。

 

check推薦・AOでは面接や小論文などで受験生を多面的に評価する場合が多い。学力重視で選抜を行う一般入試と比較すると、極端に高い英語力を求められることはほとんどない。

 

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※外検入試で求められる各外部検定の級・スコアを英検級に換算。募集要項に級・スコアの指定がないものは除く。
※外部検定の級・スコアに応じて段階的に優遇を行う場合、最もやさしいレベルのみを集計(例:「準2級=80点、2級=90点、 準1級=100点」に換算する場合、準2級のみ計上)。

 

 

 

この記事は「螢雪時代(2017年9月号)」より転載いたしました。

 

 

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