英検対策講座【5級】大問1: 短文の語句空所補充問題

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Answers ～解答・解説～

 

次の(1)から(5)までの（　　　）に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。

[英検2017年度 第3回検定問題より]

 

 

（1）

 

正解： 3

 

A: Excuse me. How much is this book?

B: It's six ( hundred ) yen.

 

1. feet
2. grams
3. hundred
4. meters

 

 

【 訳 】

A： すみません。この本はいくらですか？

B： 600円です。

 

【解説】

How muchは値段や量を尋ねるときに使われます。Bの文にyen「円」がありますが、その直前には値段を表す数があります。sixの後なので、正解は3のhundred「100」です。six hundred yenで「600円」の意味になります。

 

選択肢1のfeetはfoot「足」の複数形です。これはアメリカなどでは、長さの単位にも使われています。one footが30.48cmで、かなり大きな足のサイズと覚えておきましょう。three feetでyard（ヤード、91.44cm）となります。yardはゴルフやアメリカン・フットボールなどで使われています。

 

選択肢2のgramsは「グラム」、4のmetersは「メートル」の意味で、それぞれ重さや長さの単位です。

 

how muchの他に、howと組み合わせて疑問文で用いられるものを示しますので、覚えておきましょう。

 

（例）

◇how old（古さや年齢）

How old is your father?

「あなたのお父さんは何歳ですか？」

 

How old is that bridge?

「あの橋はどのくらい古いのですか？」

 

◇how long（長さや期間）

How long is that bridge?

「あの橋はどのくらいの長さですか？」

 

How long is your summer vacation?

「あなたの夏休みはどのくらいですか？」

 

◇how many（数）

How many books do you have?

「あなたは本を何冊持っていますか？」

 

How many hamburgers do you want?

「あなたはハンバーガーをいくつ欲しいですか？」

 

 

 

（2）

 

正解： 3

 

( February ) is the second month of the year.

 

1. May
2. August
3. February
4. June

 

 

【 訳 】

2月は1年のうちで2番目の月です。

 

【解説】

選択肢はすべて月を表す単語です。secondは「2番目の」、monthは「月」、of the yearは「1年のうちの」の意味です。1年のうちの2番目の月を表す単語を選びましょう。正解は3のFebruary「2月」です。

 

5級の大問１では、fourthやAprilのように「～番目の」を表す語と月を表す語がよく出題されます。必ず覚えておきましょう。

 

first「1番目の」、second「2番目の」、third「3番目の」、fourth「4番目の」、fifth「5番目の」、sixth「6番目の」、seventh「7番目の」、eighth「8番目の」、ninth「9番目の」、tenth「10番目の」、eleventh「11番目の」、twelfth「12番目の

 

January「1月」、February「2月」、March「3月」、April「4月」、May「5月」、June「6月」、July「7月」、August「8月」、September「9月」、October「10月」、November「11月」、December「12月」

 

 

 

（3）

 

正解： 1

 

Susan ( takes ) a shower every evening.

 

1. takes
2. writes
3. eats
4. reads

 

 

【 訳 】

スーザンは毎晩、シャワーを浴びます。

 

【解説】

a showerの前に置く動詞として適するものを選びましょう。正解は1のtakesです。take a showerで「シャワーを浴びる」の意味になります。take a showerの表現を知らなかったとしても、showerを心の中で音声化し、「シャワー」であることが分かれば、選択肢の動詞から当てはまりそうなものを選ぶことができます。また、take a bath「入浴する」を知っていれば、同じような表現だと気づくと思います。

 

選択肢2のwritesは「～を書く」、3のeatsは「～を食べる」、4のreadsは「～を読む」の意味です。

 

 

 

（4）

 

正解： 3

 

A: Are you and Hiroko classmates?

B: Yes, ( we ) are.

 

1. us
2. our
3. we
4. ours

 

 

【 訳 】

A： あなたとヒロコはクラスメートですか？

B： はい、そうです。

 

【解説】

選択肢を見ると、いずれも人称代名詞です。人称代名詞はすでに話題に上がった人やものの代わりに使う単語です。「あなたとヒロコはクラスメートですか？」と質問されたBがYes「はい」と答えています。この後には主語入ります。「あなたとヒロコは」に対しては「私たちは」となるので、正解は3のweです。

 

人称代名詞の使い方を示しますので確認しましょう。

 

① We know that girl. She lives near my house.

「私たちはあの女の子を知っています。彼女は私たちの家の近くに住んでいます」

☆ I、you、she、he、they、weなどは主語として用います。

 

② Ms. Brown is our homeroom teacher. She always helps us. She is very kind to us.

「ブラウン先生は私たちの学級担任です。先生はいつも私たちを助けてくれます。私たちにとても親切です」

☆ me、you、 her、him、them、usなどは動詞や前置詞（to、with、forなど）の直後に用います。

 

③ That is our friend Lucy. She is good at swimming.

「あれは私たちの友人のルーシーです。彼女は水泳が得意です」

☆ my、your、her、his、their、ourなどは後に名詞を置いて「～の…」の意味で用います。

 

④ Look at that big dog. It's ours. His name is Lucky.

「あの大きな犬を見てください。私たちのです。名前はラッキーといいます」

☆ mine、yours、hers、his、theirs、oursなどは「～のもの」の意味で用います。

 

 

 

（5）

 

正解： 2

 

A: ( Does ) Mr. Johnson teach math?

B: No, he's my music teacher.

 

1. Do
2. Does
3. Am
4. Are

 

 

【 訳 】

A： ジョンソン先生は数学を教えているのですか？

B： いいえ、彼は私の音楽の先生です。

 

【解説】

Aの文の最後には？（クエスチョンマーク）が付いていることから、この文は疑問文であることが分かります。yesかnoで答える疑問文の文頭には、do、does、can、is、areなどを置きます。Aの文中には一般動詞であるteachがあり、主語が三人称単数のMr. Johnsonであることから、正解は2のDoesです。

 

選択肢のそれぞれの語を使った疑問文の例を示しますので、確認しましょう。

 

（例）

◇doは一般動詞を用いた文で、主語がyouやI、または複数のものや人のときに用います。

Do you have a guitar?

「あなたはギターを持っていますか？」

 

Do Ken and Lucy play soccer?

「ケンとルーシーはサッカーをしますか？」

 

◇doesは一般動詞を用いた文で、主語がheやsheなど単数のものや人のときに用います。

Does Mike have a guitar?

「マイクはギターを持っていますか？」

 

Does your father like shopping?

「あなたのお父さんは買い物が好きですか？」

 

◇ amは主語がIのときに用います。

Am I right?

「私は正しいですか？」

 

◇areは主語がyouまたは複数形のときに用います。

Are you from Canada?

「あなたはカナダ出身ですか？」

 

Are Emma and Nancy sisters?

「エマとナンシーは姉妹ですか？」