英検対策講座【4級】大問2: 会話文の文空所補充問題

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Answers ～解答・解説～

 

次の(1)から(3)までの会話について、（　　　）に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。

[英検 2018年度 第1回検定問題より]

 

 

（1）

 

正解： 4

 

Girl: Which song do you like the best on this CD, Mike?

Boy: ( The second one is great. ) I listen to it every day.

 

1. I can play the guitar.
2. I always go there.
3. They look good.
4. The second one is great.

 

 

【 訳 】

女の子： このCDの中のどの曲が一番好きなの、マイク？

男の子： 2番目が素晴らしいよ。毎日、それを聞いている。

 

【解説】

大問2では、

① 質問文の意味を理解し、その応答文として適する文や語句を選択する問題

② 応答文の意味を理解し、その質問文として適する文や語句を選択する問題

③ 応答文に加える情報として適する文や語句を選択する問題

が主に出題されます。問題文を見ると、妻の質問に対する夫の応答の後が空所になっているので、この問題は①の形式です。

 

whichは選択するものがある際に「どれ？」または「どの～？」と尋ねる語です。CDの曲の中で一番好きなものを尋ねているので、その曲の名前か、何番目の曲かで答えることが予想されます。正解は4のThe second one is great.「2番目が素晴らしいよ」です。

 

oneは話題に出てきたものと同じものを指すための語です。この文の場合にはsongの代わりに使われています。

 

選択肢1のI can play the guitar.は「私はギターを弾くことができます」、2のI always go there.は「私はいつもそこへ行きます」、3のThey look good.は「彼らは素敵に見えます」の意味です。

 

 

 

（2）

 

正解： 2

 

Brother: Do you want to watch a video with me?

Sister: Sorry. ( I have to do my homework. )

 

1. The video is over there.
2. I have to do my homework.
3. Please sit down.
4. I like to watch videos.

 

 

【 訳 】

兄（弟）： ぼくと一緒にビデオを見ない？

姉（妹）： ごめん。宿題をしなければならないの。

 

【解説】

この問題は(1)で述べた③の形式です。

 

ビデオを一緒に見ないかと誘われた姉（妹）がSorry.「ごめん」と謝っています。この後に続ける英文として適切なものを考えましょう。相手の誘いを断った場合には、その理由を述べるのがふつうです。したがって、正解は2のI have to do my homework.「宿題をしなければならないの」です。

 

have to ～は「～しなければならない」の意味で、動詞の直前に置かれる語句です。

 

Do you want to ～?は「あなたは～したいですか？」という意味ですが、「～しませんか？」と相手を誘うときにも使われます。

 

選択肢1のThe video is over there.は「そのビデオはあそこにあります」、3のPlease sit down.は「どうぞ座ってください」、4のI like to watch videos.は「私はビデオを見ることが好きです」の意味です。

 

 

 

（3）

 

正解： 2

 

Husband: Our hotel is 30 minutes from this station.

Wife: ( Which train should we take? )

Husband: The Green Line. It stops in front of the hotel.

 

1. How many nights?
2. Which train should we take?
3. How much is it?
4. What time will we get there?

 

 

【 訳 】

夫： 私たちのホテルはこの駅から30分だよ。

妻： どの電車に乗るとよいのかしら？

夫： グリーン線だよ。それだとホテルの前にとまるよ。

 

【解説】

この問題は(1)で述べた②の形式です。選択肢がすべて疑問文になっています。

 

疑問文を選ぶ形式では、まず、対話が行われている場面や状況を理解すること、次に応答文を確認します。この夫婦の対話は、ホテルに向かうための駅で行われています。応答文がThe Green Line.「グリーン線だよ」となっていることから、正解は2のWhich train should we take?「どの電車に乗るとよいのかしら？」です。

 

whichが使われているので、複数の電車が利用できることが分かります。

 

in front of ～は「～の前で」の意味の熟語です。場所を示すときによく使われるので覚えておきましょう。

 

選択肢1のHow many nights?は「夜をいくつ過ごしますか？（何泊しますか？）」、3のHow much is it?は「それはいくらですか？」、4のWhat time will we get there?は「私たちはそこへ何時に着きますか？」の意味です。