2020年 英検が4つの方式で始動!(1):英検ってどんなテスト?

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今年度から、英検の実施方式は「2→4」に増えた。新たに始まるのは「英検2020 1day S-CBT」と「英検2020 2days S-Interview」。従来から行われてきた英検や「英検CBT」との違いや共通点を2回にわたって紹介しよう。

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そもそも、英検ってどんなテスト?

 

ほとんどの大学の外検入試で利用できる英検。受験生の皆さんも、受けたことがある人は多いだろう。ここで、あらためて英検の試験形式について見てみよう。

 

英検は初級から上級レベルまで7つの級に分かれる。各級で試験問題が異なるので、自分のレベルに合った級を選んで挑戦する。各級の出題内容とレベルをまとめたのが下の表。大学入試で主に利用される級は、準2級~準1級だ。

 

最も一般的な従来型(3級以上)では、1次試験(筆記試験)で「読む・聞く・書く」、2次試験(面接)で「話す」の4技能を測定し、計2日間で実施する。出題内容やレベルは他の3方式も同じだが、実施方法にはそれぞれ違いがある。

 

 

英検級別 測定される技能と試験レベル ※2020年度検定

20170601_pink 主に大学入試に利用されるレベルはここ!

  読む 聞く 書く 話す 合格ライン
(CSEスコア)
試験レベル
1級 2630 大学上級
準1級 2304 大学中級
2級 1980 高校卒業
準2級 1728 高校中級
3級 1456 中学卒業
4級 622 中学中級
5級 419 中学初級

(注)4・5級は「読む」「聞く」で級判定。

 

 

 

英検のもうひとつの評価方式「CSEスコア」とは?

 

「英検」の試験結果は、かつて受験級の合格・不合格のみ伝えられていた。今ではそれに加えて「CSEスコア」という、すべての級で共通の尺度に沿った得点が算出、掲載される。2015年度から導入されたこのCSEスコアを、外検入試で使う大学が増えているから要チェック!

 

例えば、準1級で不合格だった人も、CSEスコアで2250を取っていれば、志望大学の外検入試の出願資格が「2200以上」ならば出願できる、というわけだ。

 

CSEスコアは4技能別に結果が出るので、各技能の実力もわかる。ただし、大学・学部によっては合計スコアに加え、技能ごとの最低基準スコアを設けることもあるので要注意だ。

 

英検公式サイト

http://www.eiken.or.jp/eiken/

 

『英語外部検定利用入試 2020』リストページ

https://www.ei-navi.jp/news/gaiken-nyushi_2020/list/

 

 

 

この記事は「螢雪時代(2020年6月号)」より転載いたしました。

 

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