英検対策講座【5級】大問3: 日本文付き短文の語句整序問題

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Answers ～解答・解説～

 

次の(1)から(3)までの日本文の意味を表すように①から④までを並べかえなさい。そして、1番目と3番目にくるものの最も適切な組合せを1, 2, 3, 4の中から一つ選びなさい。 ※ただし、（　　　）の中では、文のはじめにくる語も小文字になっています。

[英検 2019年度 第3回検定問題より]

 

 

（1）

 

正解： 1

 

【正しい語順】

あなたはCDを何枚買えますか。

 

( ① many　② CDs　③ how　④ can )

( How ) ( many ) ( CDs ) ( can ) you buy?

 

1. ③ － ②
2. ④ － ③
3. ② － ④
4. ① － ②

 

 

【解説】

「何枚」と数を尋ねるときはHow manyを用います。How manyの直後には尋ねたいものを置きます。この文の場合、CDの数を尋ねているので、How many CDsとなります。How many CDsの後は通常の疑問文（yesかnoの答えを求める文）の語順になります。したがって、この後には「買えますか」can you buyを置き、How many CDs can you buy?の文が完成します。

 

howは単独でも使いますが、他の語と組み合わせて使うこともよくあります。次の例文を確認しましょう。

 

☆単独で使う例

＜交通手段を尋ねる場合＞

How do you come to school?

「あなたは学校へどうやって来ていますか？」

 

＜健康状態などを尋ねる場合＞

How is your father?

「あなたのお父さんは元気ですか？」

 

☆他の語と組み合わせて使う例

How old is your sister?

「あなたの妹は何歳ですか？」

 

How many dogs do you have?

「あなたは犬を何匹飼っていますか？」

 

How much is this skirt?

「このスカートはいくらですか？」

 

How tall is the building?

「その建物はどのくらいの高さですか？」

 

 

 

（2）

 

正解： 4

 

【正しい語順】

子供たちは公園にいますか。

 

( ① at　② the children　③ the park　④ are )

( Are ) ( the children ) ( at ) ( the park ) ?

 

1. ① － ④
2. ② － ③
3. ③ － ②
4. ④ － ①

 

 

【解説】

「～いますか？」に対する答えはYesかNoとなるので、これは通常の疑問文です。通常の疑問文はAre、Is、Do、Does、Did、Canなどで始めます。選択肢にbe動詞のareがあるので、Areを文頭に置きます。その後には主語であるthe children、最後に場所を表す「公園に」のat the parkを置き、Are the children at the park?の文が完成します。

 

be動詞（am, is, are）は、後に場所を表す語句を置いて、「～にいる」「～にある」の意味で使われます。例文を示しますので確認しましょう。

 

（例）

My cats are under the desk.

「私の猫たちは机の下にいます」

 

Your bag is over there.

「あなたのカバンは向こうにあります」

 

 

 

（3）

 

正解： 3

 

【正しい語順】

アンとトムはお父さんとテニスをしています。

 

( ① are　② Tom　③ playing　④ tennis )

Ann and ( Tom ) ( are ) ( playing ) ( tennis ) with their father.

 

1. ① － ③
2. ① － ④
3. ② － ③
4. ② － ④

 

 

【解説】

英文では、原則として［主語＋動詞］を文の最初に置くことを覚えておきましょう。この文の場合、「アンとトムは」が主語、「しています」が動詞です。これらに当てはまる英語を考えましょう。主語の「アンとトムは」はAnn and Tomとなります。「…と～」と語と語を結び付けたい場合にはandを用います。次に動詞を考えましょう。日本語が「しています」であること、選択肢にbe動詞のareとplayのing形のplayingがあることから、現在進行形の文にすればよいことがわかります。現在進行形は［be動詞（am、is、are）＋動詞のing形］の形だからです。playingのあとにはtennisを置き、Ann and Tom are playing tennis with their father.の文が完成します。

 

主語がAnn and Tomと複数なので、be動詞はareとなっています。主語がIのときにはam、youのときにはareですが、それ以外の場合、単数のときはis、複数のときはareを用いると覚えておきましょう。