英検対策講座【4級】大問3: 日本文付き短文の語句整序問題

本多 敏幸(ほんだ・としゆき)

解答・解説ページ

英検対策講座【4級】

 

Answers ~解答・解説~

 

次の(1)から(3)までの日本文の意味を表すように①から⑤までを並べかえなさい。そして、2番目と4番目にくるものの最も適切な組合せを1, 2, 3, 4の中から一つ選びなさい。 ※ただし、(   )の中では、文のはじめにくる語も小文字になっています。

[英検 2020年度 第1回検定問題より]

 

 

(1)

 

正解: 1

 

【正しい語順】

ジェイソンは数学が得意ではありません。

 

( ① not ② at ③ is ④ math ⑤ good )

Jason ( is ) ( not ) ( good ) ( at ) ( math ) .

 

  1. ① - ②
  2. ④ - ③
  3. ① - ⑤
  4. ② - ④

 

 

【解説】

英語の語順の基本は[主語+動詞]です。大問3の解答のコツは、[主語+動詞]の部分を初めに考えることです。

 

この文の主語は「ジェイソンは」で、Jasonは文頭にすでに示されています。したがって、最初に動詞を考えます。選択肢を見るとbe動詞のisがあるので、これをJasonの次に置きます。「~ではありません」と否定文にするには、isの後にnotを続けます。「~が得意です」はbe good at ~で表しますが、もしこの熟語を知らなくても、Jason is not の後にはgoodを置き、最後にat mathとなることが推測できると思います。正解は、Jason is not good at math.となります。

 

be good at ~は「~が得意です」の意味の熟語です。atの後には名詞または動名詞を置きます。例文を示しますので確認しましょう。

 

(例)

I'm good at swimming.

「私は水泳が得意です」

 

My mother is good at (playing) tennis.

「私の母はテニスが得意です」

 

 

 

(2)

 

正解: 1

 

【正しい語順】

私は紅茶を飲む時はこのカップを使います。

 

( ① drink ② use ③ when ④ this cup ⑤ I )

I ( use ) ( this cup ) ( when ) ( I ) ( drink ) tea.

 

  1. ④ - ⑤
  2. ④ - ③
  3. ① - ④
  4. ① - ②

 

 

【解説】

(1)で述べたように、英文の最初は[主語+動詞]なので、まずこの部分を考えましょう。主語は「私は」で、動詞は「使います」なので、I useが文頭の位置になります。日本文に「このカップを使う」と示されているので、動詞の直後には目的語(「~を」に当たる語)であるthis cupを置きます。「(私が)紅茶を飲むとき」の「~とき」は接続詞のwhenを用い、whenの後は[主語+動詞]を置きます。主語がIで、動詞がdrinkなので、I use this cup when I drink tea.の文が完成します。

 

whenは「とき」を表す単語です。When is your birthday?「あなたの誕生日はいつですか?」のように、「とき」を尋ねるときにwhenを文頭に置きます。whenには接続詞としての役割もあり、2つの[主語+動詞]をつなぐことができます。この場合も、「~するとき」と「とき」を表しています。接続詞としてのwhenの例文を示しますので、確認しましょう。

 

(例)

My father helps me when I cook.

「私が料理するとき、父が手伝ってくれます」

= When I cook, my father helps me.

 

I moved here when I was ten.

「私が10歳のとき、ここに引っ越して来た」

= When I was ten, I moved here.

 

[When+主語+動詞~]を最初に置くときは、途中でコンマ(,)を置き、文の切れ目を示します。

 

 

 

(3)

 

正解: 2

 

【正しい語順】

あなたの誕生日には,どんな服が欲しいですか。

 

( ① clothes ② kind ③ what ④ do ⑤ of )

( What ) ( kind ) ( of ) ( clothes ) ( do ) you want for your birthday?

 

  1. ④ - ②
  2. ② - ①
  3. ③ - ⑤
  4. ⑤ - ②

 

 

【解説】

選択肢を見ると疑問詞のwhatがあることから、whatを文頭に置きます。疑問詞の後にはふつうの疑問文の形[do(areやcanなど)+主語+動詞~]を続けることが原則です。しかし、日本文を読むと「どんな服」となっているので、whatのあとにclothesを続ける必要がありそうです。また、選択肢にはkindとofがあることから、What kind of clothesとし、この後にふつうの疑問文の形を続けます。そして、この後に「あなたは欲しいですか」に当たるdo you wantを置き、What kind of clothes do you want for your birthday?の文が完成します。

 

kindには「親切な」の意味のほかに、「種類」の意味もあります。kindはwhatと一緒に使われることがあるので、覚えておきましょう。例文を示しますので、確認してください。

 

(例)

I have the same kind of dog.

「私は同じ種類の犬を飼っています」

 

What kind of music do you like?

「あなたの好きな音楽の種類は何ですか?」

- I like classical music.

「私はクラシック音楽が好きです」

◎通常、音楽の種類(Japanese pop music, jazzなど)で答えます。

 

What kind of food do you like?

「あなたはどんな食べ物が好きですか?」

- I like Japanese food.

「私は日本料理が好きです」

◎通常、料理の種類(Chinese food、Italian foodなど)で答えます。

 

 

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この記事の筆者について

本多 敏幸(ほんだ・としゆき)

PROFILE

東京都の教員として38年間勤務。現在、千代田区立九段中等教育学校、都留文科大学、文教大学で講師として教えるほか、NHKラジオ「中学生の基礎英語レベル1」の講師として活躍。ELEC同友会英語教育学会会長。学習指導要領の改訂に関わる。また、全国各地で教員向けの講演を行っている。
著書に、本多式中学英語マスターシリーズとして『反復基礎』『短文英単語』『速読長文』(以上文藝春秋)、『中学校外国語新3観点の学習評価完全ガイドブック』、『入試英語力を鍛える!授業アイデア&パワーアップワーク40』(以上明治図書)、『若手英語教師のためのよい授業をつくる30章』(教育出版)、『NHK CD BOOK 中学生になるまでに身につけたい! 小学英語 パーフェクト・レッスン』(NHK出版)など多数。

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