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[PR]CASECで多忙な社員の英語力を底上げ!西鉄「国際物流事業本部」が取り組むグローバル戦略

「CASEC」導入企業インタビュー③:世界29の国と地域・121都市に広がるネットワークを活かして、国際物流ビジネスを展開する西日本鉄道国際物流事業本部

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福岡県を中心に鉄道や路線バスなどの交通事業で有名な西日本鉄道株式会社。地域に根付いた事業を行う一方で、実は世界の物流を担うグローバルカンパニーでもあります。

 

西日本鉄道国際物流事業本部は『NNR GLOBAL LOGISTICS』のブランド名で世界に知られ、29の国と地域・121都市に広がるネットワークを活かして、国際物流ビジネスを展開しています。

 

今回は、国際物流事業本部(以下NNR)でのグローバル化における取り組みやCASECの活用方法、新卒採用で重視する資質について、国際物流事業本部業務部総務人事課の山下奈央氏にお話を伺いました。

 

 

西鉄「国際物流事業本部」のグローバル展開への挑戦

 

―まずは、西日本鉄道株式会社の事業について簡単にお聞かせください。

 

【山下氏(以下敬称略)】福岡に本社を構える弊社は、今年で115年を迎えました。最も皆様の目に留まりやすいのは、鉄道部門やバス部門ではないでしょうか。福岡にお越しになった方は、一度は西鉄の名前を目にしたことがあるのかなと思います。

 

ただ、それ以外にも住宅事業やホテル事業、都市開発事業など多角的な事業経営を行っています。また、そうした鉄道・バス以外の部門の中の一つとしてNNRがあります。

 

―NNRの事業内容について詳しくお聞かせください。

 

【山下】NNRは東京に本部を構え、日本では福岡、大阪、名古屋など全国に拠点があり、海外では29の国と地域に拠点を置いています。

 

事業内容は「フォワーダー」と呼ばれる貨物輸送の仕事になります。物流の中でも国際物流に特化して、輸出入を希望するお客様の荷物の海外向け出荷や海外から日本への入荷を請け負っています。

 

NNRで船会社や航空会社のスペースを買い取り、お客様の荷物を預かって、日本から海外に出荷するための通関業務などを行います。手際よく荷物を運送するというのが仕事です。

 

現在一番駐在員が多いのは欧米、アジア圏ですが、他の地域に関してもこれから力を入れて開拓していきたいと考えています。例えば、中東では最近ドバイに現地の駐在事務所を開きました。

 

また、中米のメキシコには国内3つ目の現地拠点を開設しました。中南米、中東、アフリカなどについては今後より力を入れていくエリアになるかと思います。

 

―グローバル事業における課題についてお聞かせください。

 

【山下】NNRの駐在員の話によると、海外で働く際に一番難しいのは、言語も含め、常識や文化、考え方が全然違う現地スタッフとコミュニケーションを進めなければならないというところだそうです。

 

仕事で意思疎通を行う際、日本の常識は通じないので、日本だとパッと伝わる指示がすぐ伝わらず、細かく100%の指示を出すような配慮が必要になります。そういった形で、現地側の常識と日本の常識の間でどう折り合いをつけていくのか、というところが実際の現場で課題になっていると考えています。

 

 

 

世界を舞台に活躍! NNRのプロフェッショナル育成

 

―NNRの人事制度の特徴をお聞かせください

 

【山下】NNR内では、社員がG/D/Rの3つのコースを選択できるという人事制度を採っています。Gが「グローバルコース」、Dが「ドメスティックコース」、Rが「リージョナルコース」で、入社3年目から選択可能です。

 

Rコースは関東か関西のエリアのみでキャリア形成を行うコースです。Dコースは日本国内の拠点で様々な経験をしてキャリアップを行っていくコース。Gコースは日本国内外問わず全世界で勤務することのあるコースとなっています。

 

―国際的な事業を念頭に置いたグローバル人材育成の取り組みなどはありますか?

 

【山下】はい。一般的には、1年目、2年目などの若手や昇格のタイミングで随時研修の機会を設けています。

 

また、実際に海外へ赴任する社員に対しては「海外赴任者研修」を行っていますし、「グローバル人材育成研修」という人材育成にフォーカスした研修制度もあります。また逆に、海外帰国者を対象とした日本の現状についてのキャッチアップ研修も行っています。

 

―人事制度において「英語力」はどのように評価されるのでしょうか?

 

【山下】先ほどお話ししたGコースを選択するには一定の英語力が必要ですので、CASECの点数で英語力を図り、Gコース選択の一要素としています。

 

―日常業務では、どのように英語を使われていますか?

 

【山下】貨物の円滑な輸送のためには、英語でのコミュニケーションは欠かせません。出荷や集荷などに際して現地とのコンタクトもありますし、日常的に英語でのメールやミーティングがあります。

 

定型文での報告メールもありますし、急ぎの対応や受取の問題などでは、踏み込んだ内容のやりとりをする場合もあります。

 

 

 

多忙な物流業界でも継続可能なCASEC:毎年の受験で社員の英語力を「見える化」

 

―CASEC導入の経緯についてお聞かせください。

 

【山下】NNRでは、平成16年(20004年)から社内向けの英語試験としてCASECを採用しています。当時は物流をメインにグローバル化を進めていこうという中で、社員の英語力を重視していくことになりました。

 

海外駐在員の育成はもちろん、日本国内の日常業務においても英語力が必要となるため、NNRにおける全体的な英語力の底上げに向け、CASECの定期的な受験という施策が始まりました。

 

―CASECをどのように活用されていますでしょうか?

 

【山下】対象社員(49歳以下、50歳以上のGコース選択者)に、毎年2月にCASECを受験してもらっています。日頃から海外と接点を持って仕事をすることも多いため、業務用の英語力を培っていく上で、自分のレベルを可視化するための機会としてCASECを活用しています。

 

―CASECならではの利点があれば教えてください。

 

【山下】個人的には「CASECなら気軽に受けられる」というところが気に入っています。他の英語試験ですと、会社全体で部屋に集まって受験したり、日時を指定されて受験したりとなりますが、CASECはオンラインテストですから、会社でも家でも自分の好きなタイミングで受けられるので、気軽でいいなと思います。

 

内容に関しても、非常にシンプルで分かりやすく、純粋な英語力の測定に集中できるなと思っています。

 

また、貨物の動きを止められないという事情もあって日々忙しい物流業界では、全社員が同じタイミング同じテスト会場で試験を受験するのは現実的ではありません。

 

そんな中で、CASECなら時間やタイミングが柔軟なので、それほど社員の負担を増やすことなく試験を実施することができています。毎年受験を必須として、各社員の英語力の推移をしっかり可視化できるのも良いポイントですね。

 

 

 

「自分主体で取り組むこと」が大切:NNRが新卒採用で重視するポイント

 

―新卒採用において学生に求める人物像をお聞かせください。

 

【山下】NNRの仕事はかなり幅広く、デスクワークで処理していく仕事もあれば、お客様や海外の企業と調整をする仕事もあります。ただ一つ共通しているのが一人で完結する仕事はないという点です。

 

そのため、周りの人と考え方やバックグラウンドの違いがあっても、しっかりとコミュニケーションを取って、自分の意見も言いつつ協力・協働できる方に来ていただきたいですね。

 

―コロナ禍など近年の社会情勢の変化は御社の新卒採用にも影響を与えているのでしょうか?

 

【山下】もちろん就職活動に対するアプローチ方法などは時代に合わせて変化していると思います。しかし、NNRとして欲しい人材像は一貫していますね。

 

学生時代にいわゆる「大きなこと」を成し遂げている必要は必ずしもありません。コロナ禍で様々な活動が制限されていたとしても、小さなことでもしっかり自分で問題意識を持って取り組んできて、そしてそれを自分の言葉で話せる人が魅力的だなと感じます。

 

―英語力の有無は、新卒採用に影響するのでしょうか?

 

【山下】そうですね。NNRでは日常業務で英語を使うことも多いので、ある一定の英語レベルを採用の際の目安としています。

 

ただ、英語力の有無がその後のキャリアに影響するわけではありません。英語力があっても国内で働きたい人にはそういったコース選択も可能です。自分の意思で国内・海外問わずキャリアを切り開いていく人を求めています。

 

 

 

NNRの成長戦略:「西鉄らしい」物流サービスを世界に

 

―最後に、人材育成の観点での今後の展望をお聞かせください。

 

【山下】NNRは「ザ・グローバルカンパニー」を目指すという展望を持っています。世界中に拠点を広げ、取り扱う貨物を増やしていくというのが成長のビジョンだと考えています。

 

同時に、西鉄らしい心のこもった物流サービスを世界中で提供したいとも考えています。現地法人を増やしていくだけでなく、各メンバーの意識の向上も実現しながら、会社全体で一緒に進めていき、日本の会社という枠にとらわれず、世界で通用する会社になっていきたいです。

 

『CASEC導入企業インタビュー』リストページ

https://www.ei-navi.jp/news/casec_interview/

 

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※このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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