[PR]CASECの活用で英語を身近に! フジテックが取り組むグローバル人材の育成

「CASEC」導入企業インタビュー④:エレベータ・エスカレータを世界中に届ける、リーディング・カンパニーであるフジテック株式会社

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エレベータ・エスカレータを世界中に届ける、リーディング・カンパニーであるフジテック株式会社。全世界24の国と地域に、徹底した品質管理を第一に「”安全・安心”かつ快適な」移動を届けています。

 

今回は、同社の人材育成における取り組みやCASECの活用方法などについて、採用統括部の豊永浩子氏にお話を伺いました。

 

 

エレベータ・エスカレータで「安全・安心、快適な移動」を世界中に届ける

 

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―フジテック株式会社の事業内容についてお聞かせください。

 

【豊永氏(以下敬称略)】当社は「エレベータ・エスカレータを世界中に届ける、リーディング・カンパニー」です。研究・開発から保守まで全ての工程に一貫体制で取り組み、徹底した品質管理を第一に、”安全・安心”で快適な移動を提供しています。

 

1948年に創業し、今年創業75周年を迎えました。現在は日本国内だけでなく、24の国と地域で事業展開しています。

 

1964年、創業16年で香港に初の海外進出を果たしました。かなり早い方だったかと思います。この頃から、グローバル展開の方針として現地の方が経営する「グローカル」経営を重視してきました。

 

一方で、研究・開発など技術的な部分については日本の事業部を軸として質をしっかり担保するという体制を採ってきました。

 

―御社の「グローバル化」における課題についてお聞かせください。

 

【豊永】やはりグローバルに対応できる人材の確保と育成です。ベースとしては各国のやり方に任せるという方針を取っていますが、そうした現地の事情に対応できる人材を育成していかなければなりません。

 

具体的には、海外に赴任する人材の語学力が特に重要だと考えています。英語は国際共通語なのでもちろん大事です。海外事業を担う部門の人材は英語でコミュニケーションを取ることが多いので、実践的な英語力が必要です。

 

また、東南アジアなど英語圏ではない地域に赴任するケースもありますから、場合によっては現地スタッフを相手に現地の言葉でコミュニケーションを取ることもあります。

 

 

 

グローバル化をリードできる人材を自社で育成!

 

―「グローバル化」における人材面での課題に対して、どのような取り組みをされていますでしょうか?

 

【豊永】当社では社内向けの「グローバル人材育成プログラム」を10年以上実施しています。プログラムは社員なら誰でも参加することが可能で、TOEIC®スコア200点前後の英語が得意ではない人が参加した例もあります。このプログラムは海外勤務に必要なスキルやマインドを学んでもらうことに主眼を置いています。

 

語学面でいえば、英語の講座も用意されていて、修了時に社長の前で、英語でプレゼンをする機会が設けられています。プログラム参加当初は英語がまったく話せなかった人が最後には立派にプレゼンをやり遂げている姿を見ると、プログラムの成果を実感しますね。

 

プログラム卒業後は、卒業生の6人に1人が実際に海外に出向しています。海外で働いてみたいという人にとって、このプログラムが入り口となっています。

 

―御社の人事制度において「英語力」はどのように評価されるのでしょうか?

 

【豊永】幹部に昇進する際の条件として英語力の項目も設けています。必須条件とはしていませんが、一定のTOEIC®スコアの要件を満たせば加点するような制度があります。

 

 

 

CASEC導入で「いつでも」「どこでも」柔軟に英語力測定の機会を!

 

―CASEC導入の経緯についてお聞かせください。

 

【豊永】当社では半年に一度、社内で希望者向けのTOEIC®テストを一斉に実施していました。しかし、コロナ禍になり、一堂に会してテストを受験してもらうということができなくなり、3回連続で予定していた試験の中止を余儀なくされました。

 

英語力を定期的かつ継続的に測定することは重要ですし、社員にその機会を提供するのも重要だと考えていましたので、オンラインでいつでもどこでも受験できるCASECを導入することになりました。

 

―CASECをどのように活用されていますでしょうか?

 

【豊永】一つが自己啓発としての社内での試験実施です。1月と7月にそれぞれ受験希望者を募って、CASECの受験用チケットを配布して、好きなタイミングで受験してもらうようにしています。

 

もう一つが内定者向けです。内定式の後に内定者全員が受験し、その時点での英語力をチェックします。試験後に英語教材を渡して勉強してもらい、入社直前にもう1回実施し、内定式から入社までの英語学習の成果を測定するようにしています。

 

―導入後はどのような変化がありましたか?

 

【豊永】CASECはアダプティブなテストで各自の能力に合った問題が出題されるので、特に英語の初級者にはCASECを勧めています。

 

他試験ですと、そもそも問題に取り組むにあたって一定の英語力が必要です。例えば、TOEIC®470点以下のような方ですと、TOEIC®の問題が難しすぎて正確な力を測りにくいと思います。

 

また、CASECの「いつでも受験できる」ところと「試験時間が平均40分~50分と圧倒的に短い」ところは受験者からの評判も良いです。試験の受けやすさが向上したことで定期的に受験する人は増えました。

 

他にも、他試験のような集合受験のスタイルですと、大きな事業所でしか実施できない点が課題でした。地方の小さい事業所の社員だと少し不利になってしまうようなところがありました。一方、CASECを導入してからは、社員が「どこからでも」同じように試験を受けられるようになったので、利便性もよくなりました。

 

 

 

新卒採用では「一人一人のプロセス」に向き合う

 

―新卒採用において学生に求める人物像をお聞かせください。

 

【豊永】当社では、研究・開発から保守までの「一貫体制」を強みとしていることもあり、様々な部署が互いに緊密に連携しながら仕事を行っています。そのため、社内の他の部署や他社としっかりと連携して仕事を進めていくためのコミュニケーション能力やチームワーク力のある学生を求めています。

 

また、当社はグローバル企業ですので、海外に興味があり将来的に海外で働きたいという方々も必要としています。これまでの海外経験や英語の資格などは将来の配属にも関連してくるので、必須条件ではありませんが確認させていただいています。

 

―コロナ禍など近年の社会情勢の変化は御社の新卒採用にも影響を与えているのでしょうか?

 

【豊永】コロナ禍で部活やサークルなど学生活動が制約されたことにより、いわゆる「ガクチカ(=学生時代に力を入れたこと)」は大きく変化したと感じています。

 

ただ、学生時代に頑張ったことは、趣味でも資格勉強でも本人が努力したことなら何でもいいと思います。成し遂げたことの規模の大きさよりも、目標に向かって取り組んできたプロセスが重要です。

 

私たちも採用の際には学生一人一人の目標達成へのプロセスをしっかりと見るようにしています。コロナ禍前と比べると、よりじっくり学生と向き合うようになったと言えるかもしれません。

 

―英語力の有無は、新卒採用に影響するのでしょうか?

 

【豊永】前提として、英語力は絶対に必要な条件ではありません。ただ当社のグローバルな事業部門などでは、実際に英語を使用して業務を行う場面も出てきますので、採用の際に英語力を確認することはあります。

 

具体的なスコアの要件はないですが、英語でコミュニケーションを取った経験やスキルはアピールポイントの一つになると思います。

 

―最後に、人材育成の観点での今後の展望をお聞かせください。

 

【豊永】人材育成の面で、いわゆる「指示待ち人間」ではなく、自律的に動ける人材を増やしていきたいと思います。各種研修もそういった方向に向けたものにしていきたいですし、自分で考えて色んなことに積極的にチャレンジする方を育てるプログラムをつくっていきたいです。

 

『CASEC導入企業インタビュー』リストページ

https://www.ei-navi.jp/news/casec_interview/

 

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※このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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