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<大学受験を有利にできる⁉ 英語外部検定利用入試とは?>【第4回】英検®について詳しく見ていきましょう!

前回は、英語外部検定をはじめとする各種検定をご紹介しました。なかでも「英検®」は、英語外部検定を実施している大学でもっとも採用されているので、入試を有利にしたいなら早めにチャレンジするといいでしょう。そこで今回は、この「英検®」について詳しくチェックしていきます。さらに最近注目の英語外部検定であるTEAP®やIELTS®、コンピュータを使った検定についても深掘りしてみましょう。

 

 

実際に英検®の資格を持っていると、大学受験では、得点換算や加点、試験免除、判定優遇、合否参考などさまざまなメリットがあります。つまり英検®をうまく活用することで、大学受験が有利になるというわけです。なんとしても英検®をうまく活用したいところですね。

でも一口に英検®といっても2つの形式があることをご存じですか? それは「英検®(従来型)」と「英検S-CBT®」です。この2つの英検®の特徴を知っておくことで、さらに高スコアが狙えるかもしれません。

2つの英検®「従来型」と「英検S-CBT®」の違いをチェック!

 

「英検®(従来型)」と「英検S-CBT®」の違いを説明しましょう。「英検®(従来型)」は、簡単にいうと筆記と面接からなる試験です。一次試験では手書きやマークシートで解答し、二次試験のスピーキングは面接委員と対面で実施されます。一次試験と二次試験は、それぞれ別の日に実施されます。

一方の「英検S-CBT®」はコンピュータを使った試験です。リーディングとリスニングの試験はコンピュータ上で解答。スピーキングは、ヘッドセットを装着し解答を録音する吹込み式です。またライティングは、申込時にタイピングか手書きかの選択ができます。そして、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能を、一日で受験することができます。

さらに「英検S-CBT®」には特筆すべき大きな特徴があります。それは「英検®(従来型)」が年3回実施されるのに対して、「英検S-CBT®」は原則、毎週実施しているということ。受験スケジュールが組みやすく、受験回数を増やせばハイレベルな級も目指しやすいでしょう。

ただし、「英検®(従来型)」はすべての級に対応していますが、「英検S-CBT®」は準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級に限られているのでご注意ください。ちなみに出題形式、難易度、採点基準は「英検®(従来型)」と「英検S-CBT®」で違いはありません。

 

 

人気の試験「TEAP®」と「IELTS®」も受験者が増えている

 

英検®のほかにTEAP®(ティープ)とIELTS®(アイエルツ)という英語試験も人気で受験者数が増えています。TEAP®は、主に高校生を対象とした大学入試に利用できる試験です。英語4技能を測る試験で年に複数回受験できます。英検®のように合否はなく、4技能(400点満点)のスコアが取得できます。またコンピュータを使った試験「TEAP CBT®」もあります。

一方のIELTS®は、世界で最も使われている英語試験のひとつで、英語圏への留学や移住を目的に英語力を測定するものです。日本国内の大学入試に活用できることから高校生の受験者も増えています。受験方法は、ペーパー版とコンピュータ版の2種類があり、スピーキングはいずれも対面となります。試験日程は、ペーパー版は月3~4回、コンピュータ版は週に複数回実施しています。受験回数に制限はないので、都合に合わせて受験できるのがメリットです。

 

 

コンピュータを使った試験「漢検CBT」とは?

 

漢検(日本漢字能力検定)にもペーパー試験だけでなく、パソコンやタブレットで受験する漢検CBTという試験があることをご存知ですか?

漢検CBTは、従来型と一部異なる問題もありますが、難易度や出題内容は同程度レベルのものが用意されています。年末年始を除き、ほぼ毎日試験が実施されることから、年3回しか実施されない従来型の漢検の検定日程では受験できない方にもおすすめです。キーボードで解答する問題とタブレットで解答する問題があり、解答は、タブレット専用ペンを使って書くことになるため、初めての方は注意が必要です。

 

 

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