英検対策講座【3級】大問1: 短文の語句空所補充問題

本多 敏幸(ほんだ としゆき)
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解答・解説ページ

英検対策講座【3級】

 

Answers ~解答・解説~

 

次の(1)から(5)までの(   )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。

[英検 2017年度 第2回検定問題より]

 

 

(1)

 

正解: 4

 

A: Did you enjoy your vacation in Africa?

B: Yes. It was really ( exciting ).

 

  1. proud
  2. nervous
  3. boring
  4. exciting

 

 

【 訳 】

A: アフリカでの休暇を楽しみましたか?

B: ええ。本当にわくわくしました。

 

【解説】

Aの楽しんだかどうかを尋ねる質問に対して、BはYes.「はい」と肯定の応答をしています。したがって、旅行に関連し、肯定の意味で使われる単語を選択肢から選びましょう。正解は4のexciting「わくわくする、面白い」です。

 

Bの発言の主語Itは、Aの発言のvacation in Africaを指します。

 

選択肢はすべて形容詞です。1のproudは「誇りにしている」、2のnervousは「神経質な、不安な」、3のboringは「うんざりさせる」の意味です。それぞれの使い方を示しますので、確認しましょう。

 

(例)

My father is very kind to everyone. I'm proud of him.

「父は皆にとても親切です。私は父を誇りに思っています」

 

I have to make a speech tomorrow. I'm very nervous now.

「私は明日スピーチをしなければなりません。今、とても緊張しています」

 

I saw this movie last month. It was boring.

「この映画は先月見たよ。退屈だった」

 

 

 

(2)

 

正解: 3

 

I couldn't find my wallet this morning. I looked everywhere. At last, I found it ( among ) some books on the floor.

 

  1. as
  2. during
  3. among
  4. until

 

 

【 訳 】

今朝、財布が見あたりませんでした。いたるところを見ました。やっと床の上の何冊かの本の間に見つけました。

 

【解説】

1文目と2文目から財布を探していたことが分かります。3文目でfound itの後なので、場所を表す単語が入ります。。複数の名詞であるsome booksの前に適する単語を考えます。正解は3のamong「~の間に」です。amongには複数の物や人の中に混じっているイメージがあります。

 

選択肢1のasは「~として」、2のduringは「~の間じゅう(ずっと)」、4のuntilは「~まで(ずっと)」の意味です。

 

1文目のthis morningは「今朝」という意味です。thisは近いものを、thatは遠いものを表します。that morningだと「その朝」という意味になります。thisやthatを使った例文を示しますので、確認しましょう。

 

(例)

I'm going to watch a soccer game this evening.

「今晩はサッカーの試合を見る予定です」

 

My son was sick in bed that night.

「息子はその夜、病気で寝ていました」

 

at lastは「やっと、ついに、とうとう、最後に」などの意味を表す熟語です。

 

選択肢に使われている語はすべて前置詞です。それぞれの使い方を確認しましょう。

 

(例)

My father is working as a cook at that restaurant.

「父はあのレストランでコックとして働いている」

 

I was abroad during the summer vacation.

「私は夏休み中、海外にいました」

 

I have to work until eight o'clock today.

「私は今日、8時まで(ずっと)働かなければなりません」

 

 

 

(3)

 

正解: 3

 

A: Hello. This is Jimmy. May I speak to Sam?

B: Sure. ( Hold ) on, please.

 

  1. Make
  2. Pull
  3. Hold
  4. Decide

 

 

【 訳 】

A: もしもし。ジミーです。サムをお願いできますか?

B: はい。(電話を切らずに)そのままでお待ちください。

 

【解説】

Hello.で始まる会話ですが、This is Jimmy.と続くことから電話での会話だと分かります。電話に応答したBに、Aがサムと話したいと伝えています。BはSure.と肯定の応答をしているので、それに続く表現を考えましょう。正解は3のHoldです。hold onで「(電話を切らずに)待つ」という意味になります。

 

選択肢1のmakeは「~を作る」、2のpullは「~を引く」、4のdecideは「~を決心する」の意味です。

 

以下で、電話で用いる表現を確認しましょう。

 

(例)

Hello. 「もしもし」

通常は電話を受けた側が最初に使う言葉です。

 

This is Ken. 「こちらはケンです」

初めに名乗るときのみthisを使います。

 

May I speak to[with] Nancy? 「ナンシーをお願いします」

電話に出た相手に自分が話したい人を告げるときに用います。

 

Speaking. 「私です」

相手が話したい人が自分であるときに用います。

 

Hold on, please. 「(電話を切らずに)そのままでお待ちください」

相手の話したい人に取り次ぐときに用います。

 

Can I take a message? 「伝言がありますか?」

相手の話したい人が不在の場合に用います。

 

 

 

(4)

 

正解: 1

 

A: ( Could ) you open the door for me, please?

B: Sure, Mom.

 

  1. Could
  2. Should
  3. May
  4. Shall

 

 

【 訳 】

A: ドアを開けてくれるかしら?

B: もちろんだよ、お母さん。

 

【解説】

選択肢はすべて助動詞です。対話文からどのような状況であるかを判断して、適切な単語を選びましょう。Aが、ドアを開けてほしいと頼んでいるようです。したがって、正解は1のCouldです。Could you ~?は丁寧に頼むときに使われる表現です。

 

各選択肢の例文を示しますので、確認しましょう。

 

(例)

◇shouldは「~すべき」とアドバイスをするときや、当然である気持ちを表すときに使います。

 

You should go to bed earlier.

「あなたはもっと早く寝るべきです」

 

Should I wait for Tom?

「トムを待つべきですか?」

 

◇mayは「~してもよい」「~かもしれない」の意味がありますが、May I ~?で相手に許可を求めるときにもよく使われます。

 

May I have another glass of juice?

「もう一杯、ジュースをいただいてもよいですか?」

 

◇shallはIやweと組み合わせて、相手の意志を確認する際や誘う際に使われます。

 

Shall I make some cookies?

「クッキーを作りましょうか?」

 

Shall we go to the movies tonight?

「今夜は映画館に行きましょうか?」

 

 

 

(5)

 

正解: 3

 

English is ( spoken ) by many people all over the world.

 

  1. speak
  2. spoke
  3. spoken
  4. speaking

 

 

【 訳 】

英語は世界中の多くの人々によって話されています。

 

【解説】

選択肢はいずれも動詞speakの変化形です。したがって、文中の(  )の位置や他に使われている単語をよく見てみましょう。(  )の前にはbe動詞のisが使われています。また、文中にby「~によって」があること、「話されている」とすると文の意味が通ることから、受け身の文であることが分かります。したがって、正解は3のspoken(speakの過去分詞)です。

 

動詞の形を問う問題では、次のことを確認しましょう。

 

(例)

① 文の流れが過去のことを述べている場合 →過去形

(例) I went to the restaurant and ate two hamburgers.

「レストランに行ってハンバーガーを2つ食べた」

 

② 現在形の文で主語が三人称単数になっている場合 →-(e)sの形

(例) My father sometimes eats sushi.

「父はときどき寿司を食べる」

 

③ 助動詞(shouldやmustなど)が直前にある場合 →原形

(例) My son can't eat hot food.

「息子は辛い食べ物は食べられない」

 

④ Doesやdid'tなど、疑問文や否定文の場合 →原形

(例) I didn't eat breakfast today.

「今日は朝食を食べなかった」

 

⑤ be動詞が直前にあり、進行形になる場合 →-ing形(現在分詞)

(例) My mother was eating something when I got home.

「ぼくが帰宅したとき母は何かを食べていた」

 

⑥ be動詞が直前にあり、受け身の文になる場合 →過去分詞

(例) Now, sushi is eaten in many countries.

「今では寿司は多くの国々で食べられている」

 

⑦ haveが直前にあり、現在完了の文になる場合 →過去分詞

(例) I have never eaten Japanese food.

「私は一度も日本料理を食べたことがない」

 

⑧ 名詞の直後で「~している」 と説明を加える場合 →-ing形(現在分詞)

(例) Do you know the boy eating a banana over there?

「あそこでバナナを食べている男の子を知っていますか?」

 

⑨ 名詞の直後で「~される、~された」と説明を加える場合 →過去分詞

(例) Tempura is one of the dishes eaten by many people.

「天ぷらは多くの人に食べられている料理の一つです」

 

 

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この記事の筆者について

本多 敏幸(ほんだ としゆき)

PROFILE

千代田区立九段中等教育学校指導教諭。東京学芸大学大学院教育学研究科英語教育専攻修士課程修了。ELEC同友会英語教育学会会長。英語授業研究学会理事。文部科学省「外国語教育における『CAN-DOリスト』の形での学習到達目標設定に関する検討会議」、「中央教育審議会中等教育分科会教育課程部会外国語ワーキンググループ」、「学習指導要領等の改善に関わる検討に必要な専門的作業等(中学校外国語)」協力者。全国各地で教員向けの講演を多数行う。
著書に、本多式中学英語マスターシリーズとして『反復基礎』『短文英単語』『速読長文』、『中学生からの勉強法』(以上文藝春秋)、『中学校新学習指導要領 英語の授業づくり』、『入試英語力を鍛える!授業アイデア&パワーアップワーク40』(以上明治図書)、『若手英語教師のためのよい授業をつくる30章』、『到達目標に向けての指導と評価』(以上教育出版)、『NHK CD BOOK 中学生になるまでに身につけたい! 小学英語 パーフェクト・レッスン』(NHK出版)などがある。

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