全6回にわたって、英語外部検定入試(外検入試)についてお届けしているこの連載も今回が最後。最終回の今回は、外検入試を利用するメリットについてまとめておこう。
前回の記事: 第5回 大学入試に特化したTEAPはどんな試験なの?
最終回まとめ
最後に外検入試を利用するメリットについてまとめておこう。
【まとめのPOINT】外検入試の3つのメリットとは?
①チャンスは複数回!
年に複数回、実施している外部検定が多いので、目標の級・スコアに達するまでチャレンジできる
②受験の負担を減らすことができる!
得点換算の場合、早めに目標の級やスコアをクリアすれば、英語の試験対策をする必要がなくなり、その分、他科目の勉強に専念できる
③ひとつの資格を何度でも使える!
多くの大学で採用している外部検定を受験し、級やスコアを取得しておけば、志望校やそれ以外の複数の大学の外検入試に対応できる
あわせて、21年入試の一般選抜で外検入試を利用した主な大学も示したので、参考にしてほしい。
2021年一般選抜で外検入試を実施した主な大学 | |
---|---|
国公立大 | 秋田大 茨城大 千葉大 東京海洋大 東京藝術大 金沢大 福井大 大阪教育大 広島大 山口大 九州大 九州工業大 佐賀大 長崎大 宮崎大 鹿児島大 国際教養大 兵庫県立大 |
私立大 | 東北学院大 青山学院大 国際基督教大 駒澤大 上智大 専修大 中央大 東京女子大 東京理科大 東洋大 日本大 法政大 明治大 立教大 早稲田大 南山大 京都産業大 立命館大 龍谷大 関西大 近畿大 関西学院大 甲南大 西南学院大 |
本番の入試では、英語の試験は一発勝負だが、外部検定なら事前に複数回チャレンジでき、最も高い級やスコアを利用できる。大学指定の級やスコアを上回れば、英語の試験が免除、あるいは高得点に換算・加算される。
積極的に外検入試を利用し、志望校合格をゲットしよう!
★「英語外部検定利用入試」徹底利用のためのABC! リストページ
https://www.ei-navi.jp/news/gaiken-nyushi_2021/list/
この記事は「螢雪時代(2021年5月号)」より転載いたしました。
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