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<大学受験を有利にできる⁉ 英語外部検定利用入試とは?>【第5回】一般選抜でも活用できる外部検定!

前回は、英検®について深掘りしたほか、最近注目の検定も紹介しました。この時期は、総合型・学校推薦型選抜の準備が終わって、あとは出願と試験を受けるだけという人も多いかもしれません。 でも、もしものことを考えて、一般選抜も準備しておいた方が安心です。今回は一般選抜について外部検定の活用も含めて詳しく見ていきましょう。

 

 

総合型選抜は9月出願、9~10月に選考が行われるケースが多く、学校推薦型選抜は11~12月に選考が集中します。そして一般選抜の出願は、国公立大学で1月下旬〜2月上旬、私立大学では12月中旬〜3月下旬、試験は1月中旬~3月下旬になります。ただし、大学や学部・学科によってスケジュールは異なるので募集要項などで確認してください。

国公立大学を受験する場合は、「大学入学共通テスト」+「(大学の)独自試験」という形で実施されます。「大学入学共通テスト」は、2024年度から出題科目に「情報」が加わり、7教科21科目に変わっています。一方、私立大学でも大学入学共通テストの結果を合否判断に利用する「大学入学共通テスト利用入試」を採用する大学が増えています。それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

私立大学を受験する人も見逃せない「大学入学共通テスト」

 

「大学入学共通テスト」は、2025年1月に実施された2024年度から大きく変わりました。出題教科に「情報」が追加され、国立大学のほとんどで必須科目となりました。一方、私立大学での「独自試験」は3科目の受験が基本ですが、しかし私立大学しか受けない場合でも大学入学共通テストを受けることで受験機会を増やすことができるのです。

それは「大学入学共通テスト利用入試」という試験があるからです。これを使うことで共通テスト利用入試と一般入試のどちらにも出願でき、複数の大学や学部・学科に出願できるメリットがあります。つまり合格のチャンスが増えるというわけです。

共通テスト利用入試を採用する私立大学は年々増え、いまではおよそ9割にのぼっています(英ナビ!調べ)。また共通テストが必須となる学部を増やしている大学もあります。つまり、押さえておくべき試験というわけです。もちろん「大学入学共通テスト利用入試」でも英語外部検定が利用できる場合があるので志望する大学の募集要項などで事前にチェックしておくといいでしょう。

 

 

大学受験を有利に進めるなら英語外部検定を取得しておこう!

 

英語外部検定は、私立大学を中心に受験に活用する大学が増えており、英語外部検定を取得しておくメリットは大きいとこれまでもお伝えしてきました。具体的には第2回で紹介しましたが得点換算、加点、判定優遇・合否参考、試験免除などのメリットがあります。

なかでも英語試験の点数に換算される「得点換算」、英語試験に得点が加算される「加点」、英語の試験が免除される「試験免除」は、必要な級やスコアを事前に取得しておけば、他の科目に集中して勉強することができるでしょう。もちろん、「判定優遇・合否参考」も出願書類の評価や合否判定の際に参考にされるので受験生にとっては大きなメリットとなります。

ちなみに前回ご紹介した通り、一番人気で多くの大学で採用されている英検®は、有効期限のない資格です。ただし、大学受験に活用する場合は、出願時から2年以内に取得した英語資格が有効といった学校独自の基準を設けているケースもあります。あらかじめ有効期限を入試要項で確認しくことが大切です。せっかく取得した級を無駄にしないようにしてくださいね。

 

 

一般選抜でも外部検定試験は活用できる?

 

さまざまな新しい受験スタイルは年々増えており、英語外部検定利用入試も同様に多くの大学に広がりつつあります。

その傾向は、2025年度入試では茨城大学や千葉大学、東京芸術大学、富山大学、金沢大学、岡山大学、広島大学、九州大学、鹿児島大学など国公立大学でも採用されています。今後も英語外部検定利用入試を取り入れる大学は増加することが予想されます。一般選抜に備えて検定取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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