英検対策講座【3級】大問1: 短文の語句空所補充問題

本多 敏幸(ほんだ・としゆき)

解答・解説ページ

英検対策講座【3級】 

 

Answers ~解答・解説~

 

次の(1)から(5)までの(   )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4 の中から一つ選びなさい。

[英検 2015年度 第3回検定問題より]

 

 

(1)

 

正解:  1 

 

A: Do you like to go fishing?

B: No, I think fishing is ( boring ).

 

  1. boring
  2. exciting
  3. enjoyable
  4. glad

 

 

【 訳 】

A:「釣りに行くのは好きですか?」

B:「いいえ、釣りは退屈だと思います」

 

【解説】

大問1の問題では、(   ) のある文だけを見れば答えがわかるものもありますが、複数の文の内容から答えとなる単語を判断しなければならないことがあります。この問題の場合、選択肢はすべて形容詞です。

 

釣りに行くのが好きか質問され、Noと答えていることから、Bは釣りに対して良い印象をもっていないことがわかります。したがって、良いことに対して使われない単語を選びましょう。正解は1.のboring「退屈な」です。

 

選択肢の2.のexcitingは「わくわくさせる(ような)、興奮させる(ような)」、3.のenjoyableは「愉快な、おもしろい」、4.のgladは「うれしい」の意味です。

 

釣りのような「もの」が主語のときには、boringやexcitingのような-ingを用いますが、「人」が主語のときには、boredやexcitedのような-edを用います。

 

(例)

Fishing is boring.

「釣りは退屈だ」

 

I am bored.

「私は退屈している」

 

Playing tennis is exciting.

「テニスをするのはわくわくする」

 

 

My brother was excited then.

「弟はそのとき興奮していた」

 

 

 

(2)

 

正解: 3

 

A: You'd better put your ( dirty ) clothes in the basket. Mom always gets angry when you leave them on the floor.

B: OK.

 

  1. slow
  2. last
  3. dirty
  4. strong

 

 

【 訳 】

A:「汚れた服をバスケットに入れたほうがいいよ。服を床に放りっぱなしにするとママはいつも怒るから」

B:「わかった」

 

【解説】

この問題も選択肢はすべて形容詞です。アの文はやや難しいですが、clothes「服」の前に置く形容詞として適切なものを選ぶことで正解に近づけます。正解は3.のdirty「汚れた」です。your dirty clothesで「あなたの汚れた服」という意味となり、「服」と一緒に用いる形容詞として適しています。

 

選択肢1.のslowは「遅い」、2.のlastは「最後の」、4.のstrongは「強い」の意味です。

 

You’d betterのYou’dはyou hadの短縮形で、had better~で「~するほうがよい」という意味のイディオムです。had betterのあとには動詞の原形を置きます。

 

[get+形容詞]で、「(~の状態)になる」という意味になります。

 

(例)

It is getting dark.

「暗くなってきている」

 

When Tom gets excited, he speaks fast.

「トムは興奮すると速く話す」

 

 

 

(3)

 

正解: 4  

 

A: Excuse me. How can I get to the airport?

B: If you're in a ( hurry ), you should take a taxi.

 

  1. start
  2. place
  3. future
  4. hurry

 

 

【 訳 】

A:「すみません。空港へはどのように行けばよいのですか?」

B:「もしお急ぎでしたら、タクシーに乗ったほうがいいですよ」

 

【解説】

ifは条件を表す際に用いる接続詞なので、どういう場合にタクシーに乗るべきなのかを考えましょう。正解は4.のhurryです。be in a hurryで「急いでいる」の意味になります。

 

be in a hurryのイディオムを覚えていなかったとしても、選択肢の各単語の意味がわかれば解答できるはずです。1.のstartは「出発」、2.のplaceは「場所」、3.のfutureは「未来」の意味です。

 

How can I get to ~?は、道をたずねるときの定型表現です。よく使われるのでしっかり覚えておきましょう。

 

shouldは「~したほうがよい、~すべき」の意味の助動詞です。相手にアドバイスをするときに用います。

 

大問1の後半のいくつかの問題では、イディオムの知識が試されます。基本的なイディオムをしっかり覚えておきましょう。

 

 

(4)

 

正解: 1

 

When I was walking in the mountains, I saw a deer.  It ( ran ) away quickly.

 

  1. ran
  2. listened
  3. changed
  4. told

 

 

【 訳 】

「私が山の中を歩いていたとき、シカを見かけました。素早く逃げていきました」

 

【解説】

シカがどのような行動をとったのかを考えましょう。正解は1.のranです。run awayで「走り去る、(走って)逃げる」の意味になります。

 

これもイディオムの問題ですが、単語の意味から推測して解答できるはずです。2.のlistenedは「聞いた」、3.のchangedは「変えた」、4.のtoldは「言った」の意味です。

 

awayには「離れて」「去って」の意味があります。run awayは「走り去る」の意味ですが、walk awayなら「歩き去る」、get awayなら「離れる」の意味になります。

 

「山の中を」は、in the mountainsで表します。mountainsと複数形にすることに注意しましょう。

 

 

 

(5)

 

正解: 4

 

I was ( introduced ) to James by my brother.

 

  1. introduce
  2. introduces
  3. introducing
  4. introduced

 

 

【 訳 】

「私は兄によってジェームズに紹介された(兄が私をジェームズに紹介してくれた)」

 

【解説】

選択肢はいずれも動詞introduceの変化形です。したがって、文の中の(     )の位置に適する形を考えましょう。(      )の位置がbe動詞(was)のあとなので、進行形か受け身の文となりそうです。文中にby my brother「兄によって」があることから、受け身の文となります。したがって、正解は4.のintroduced(introduceの過去分詞)です。

 

「…は~される(られる)」の意味の受け身の文は[主語+be動詞+過去分詞~]の語順で表します。

 

動詞の形を問う問題では、次のことを確認しましょう。

 

① 文の流れが過去のことを述べている場合 →過去形

(例)

I went to the restaurant and ate two hamburgers.

「レストランに行ってハンバーガーを2つ食べた」

 

② 現在形の文で主語が三人称単数になっていないか →-(e)sの形

(例)

My father sometimes eats sushi.

「父はときどき寿司を食べる」

 

③ 助動詞(canやwillなど)が直前にないか →原形

(例)

My son can’t eat hot food.

「息子は辛い食べ物は食べられない」

 

④ 疑問文や否定文でdoesやdidが含まれていないか →原形

(例)

I didn’t eat breakfast today.

「今日は朝食を食べなかった」

 

⑤ be動詞が直前にあり、進行形にならないか →-ing形

(例)

My mother was eating something when I got home.

「ぼくが帰宅したとき母は何かを食べていた」

 

⑥ be動詞が直前にあり、受け身の文にならないか →過去分詞

(例)

Now sushi is eaten in many countries.

「今では寿司は多くの国々で食べられている」

 

⑦ 名詞の直後で「~している」と説明を加えられるか →-ing形

(例)

I saw a woman eating a lot of hamburgers.

「ハンバーガーをたくさん食べている女性を見かけた」

 

⑧ 名詞の直後で「~される、~された」と説明を加えられるか →過去分詞 (例)

Tempura is one of the dishes eaten by many people.

「天ぷらは多くの人に食べられている料理の1つです」

 

 

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この記事の筆者について

本多 敏幸(ほんだ・としゆき)

PROFILE

東京都の教員として38年間勤務。現在、千代田区立九段中等教育学校、都留文科大学、文教大学で講師として教えるほか、NHKラジオ「中学生の基礎英語レベル1」の講師として活躍。ELEC同友会英語教育学会会長。学習指導要領の改訂に関わる。また、全国各地で教員向けの講演を行っている。
著書に、本多式中学英語マスターシリーズとして『反復基礎』『短文英単語』『速読長文』(以上文藝春秋)、『中学校外国語新3観点の学習評価完全ガイドブック』、『入試英語力を鍛える!授業アイデア&パワーアップワーク40』(以上明治図書)、『若手英語教師のためのよい授業をつくる30章』(教育出版)、『NHK CD BOOK 中学生になるまでに身につけたい! 小学英語 パーフェクト・レッスン』(NHK出版)など多数。

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