【後編】子どもの個性に寄り添い、自発的な学びを支援するために

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個性が異なる2人のお子様を持つKさんに、それぞれの子育てや家庭教育の実際、公教育での必修化を受けて強く意識しはじめたという英語の家庭学習についてハグカムの道村弥生社長が聞いた。

わが家の教育(保護者インタビュー)

 

前編に引き続き、実際に子育てや家庭教育に取り組む保護者の方へ、子ども向けオンライン英会話サービス「GLOBAL CROWN」を提供する株式会社ハグカムの道村弥生社長がインタビューした。

 

<インタビュアー:道村弥生のプロフィール>
株式会社ハグカム 代表取締役。インターネット企業に勤務したのち、<子どもの「できた!」を育む。>をビジョンに掲げ、株式会社ハグカムを設立。オンライン英会話スクール「GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)」を運営。1歳の娘を育てながら働くママ経営者。

<Kさんのプロフィール>
外資系企業で働く夫と美大に通う娘、小学1年生の息子の4人家族。大学院を卒業後、マーケターとしてキャリアを積み、娘の出産から3歳になるまでの育休期間を経て復帰後はフルタイムで働く。現在も教育関連企業で管理職として多忙な毎日を過ごしている。

 

 

英語耳を作るために不可欠な「質と量」のトレーニング

 

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―近年、社会の変化に伴い、学校教育でもプログラミングや英会話などの「新しい学び」が組み込まれつつあります。私が手掛けている事業のこともあり、特に英会話教育について、どのように思われているのか、またどのようなことをされているのか、大変興味があります。

【Kさん】 私自身、英語は話せないのですが、仕事で使えたらいいなと思ったことは何度もあります。今後、ますます英語力の必要性が高まることは間違いないでしょう。ただ、私は、物事を深く考え、密なコミュニケーションを図るためには、母国語である日本語をしっかり身に付けることを重視しています。ですから、まずは基礎となる母国語の力を育むべく、本を読むことを楽しい、好きと思ってもらいたいなと考えています。読み書き、計算と、音読・暗唱だけは、思考するための必須スキルと位置づけて、毎日短時間集中で取り組ませています。

英語は、音読・暗唱を英語という言語で行うという位置づけなので、前述の必須スキルとして毎日少しずつ取り組んでいます。その際に、言語の習得は、「英語を聞き取れる耳」からスタートするので、子どもの頃から耳を鍛えることが大切だと考えています。

―具体的に、何かなさっていることはありますか。

 

【Kさん】 食事を終えてから30分の間に、日本語・英語の音読・暗唱とそろばんの宿題に取り組んでいます。

 

―それはすごい! ご自宅でなさっているのですか、よいですね。

 

【Kさん】 英会話教室は興味関心を持たせるためには有効だと思いますが、1週間1回の教室では、英語を聞き取れる耳を作ることは難しいのではないでしょうか。小学生のうちは少しずつでもいいから毎日やること、それも質のいい教材を使うことが大切だと思っています。

 

我が家では英検Jr.オンライン版(※)を使っています。現在のグレードは一番やさしいブロンズですが、ゴールドまで進めば、英語だけを聞き取り選択肢を選ぶというような難易度の高い問題も入っていますので、英検®5級や4級のリスニングも苦ではなくなるようです。家庭学習だけで小学生のうちに英検®2級まで学習を進められればと思います。

 

―それは壮大な目標ですね。毎日どのくらいの分量をなさっているのですか。

 

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【Kさん】 1見開きで1単元、12~13語が登場するので、それを私が日本語を読み上げて英語で1回、アルファベットを指して1回、というように3回ずつ音読するだけです。時間にしてわずか5分です。そして、1週間分をまとめて土日のいずれかに2回ずつ音読させています。ただ単調で飽きやすいので、ご褒美に付属のゲームをやらせたり、タブレットを使わせたりして、楽しみながらできるように工夫しています。

 

娘の美大受験の時も感じたのですが、効率的に学ぶためには「質」と「量」の両方が重要だなあと。美大受験の予備校を変えた際には、教官から娘に合った質のいい指導を受けたことと、毎日1作品を描き続けたことで飛躍的に技術が向上しました。つい質ばかりを気にして、量をおざなりにしがちですが、質の良い英会話学校でも1週間に1時間と、毎日5分続けるのとでは、子どもにとっては後者のほうが効果が出ると思うのです。ただやはりメリハリはほしいので、取り組んだことをポイント化し、溜まったらちょっとしたプレゼントと交換しています。そのプレゼントも息子自身が考えているんですよ。

 

―それは楽しそう! 毎日少しずつというやることの大切さは、私も実感しています。ご褒美が目的になるのは問題だし、でも楽しくないと続けにくい。そのあたりのバランスは、難しいところですよね。

 

 

 

家庭学習と教室のいいとこどり!? オンライン英会話の可能性

 

―オンラインでの英会話は体験されたことはありますか。

 

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【Kさん】 娘が高校1年生の時に受講していました。大人が考える以上に、子どもたちはタブレットやオンラインに対してハードルが低く、あっという間に使いこなします。娘の場合は、絵を学ぶことに集中しましたので優先度を低くしたのですが、毎日英語に触れるにはいい方法だと思いました。特にレベルが上ると、親の音読では対応できなくなるかもしれません。

息子についてはオンライン英会話は未経験ですが、インターネットそのものには興味津々で、英検Jr.もタブレットを使うと喜んでいつまでもやっています。オンライン英会話もやってみると熱中しそうな気がします。家族や友だち以外の人とコミュニケーションを取るという意味でも、家庭学習や塾などでは得られにくい貴重な経験ができるのではないでしょうか。

―子どもたちの「面白いからやりたい!」というエネルギーはすごいですよね。でも、子どもの集中力は短いので、当社のオンライン英会話「GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)」は1レッスン20分に設定しています。

 

【Kさん】 確かに、小学校低学年までは20分が限度ですよね(笑)。今の子どもは減点法だとすぐにめげるので、テンション高く、モチベートしていただけるとありがたいです。

 

― 一番の長所は「楽しいから、続けられる」ことでしょうか。おっしゃるように、英会話教室に通って「ああ楽しかった」で終わらないよう、オンラインの特性を生かして続けられる工夫がいろいろと盛り込まれています。進捗状況の把握や“ご褒美”などの設定、講師全員がバイリンガルで、いざというときのフォローが日本語でできるなど、子ども向けならではのサービス設計は、実際に保護者の皆さんの声を参考にして開発したんですよ

 

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【Kさん】 教室と家庭学習のいいとこ取りみたいな感じですね。私の音読で対応できなくなってきたら、頼ってみようかな。送り迎えがないのも、忙しい保護者には助かると思います。

 

―ぜひ、体験してみてください。その際はまた、Kさんの考える「質と量」のバランスについてご評価を伺えればと思います。本日は誠にありがとうございました。

 

※英検Jr.オンライン版は子ども向けのリスニングテストと学習教材です。英検Jr.オンライン版についての詳しい内容は、下記URLよりご覧いただけます。

http://www.eiken.or.jp/eiken-junior/ad/

 

<無料体験実施中!>
子ども向けオンライン英会話サービス「GLOBAL CROWN」(グローバルクラウン)についての詳細はこちら

 

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